今年もまもなく令和3年の確定申告の時期がやってきます。 皆さん申告書作っていますか?
シニア世代になると膨らんでいきやすいのが医療費ではないでしょうか。 退職して年金が
収入の中心となり、収入が細り始めたとき、しっかり活用したいのが医療費控除です。
一定額以上の医療費を払うと、確定申告をすることで税負担を減らせる場合がある。 税制
度のなかでは比較的認知度は高く、若いときに使ったことがあるという人でも、改めて知
っておきたいシニア世代特有の誤解や盲点が実は存在する。 確定申告シーズンを前に確
認が欠かせない。
■総所得を確認 「年10万円を超えていなくても、
医療費控除は使えるのね」。そう聞き返した東京都在
住の女性(85)は親族から医療費控除の仕組みを説明
されて目を丸くしたという。一般的には医療費控除を
使える条件を「年10万円を超す医療費を払うこと」
と覚えている人は多いだろう。正しい理解だが、盲点
もあるという。総所得が200万円未満の場合は10
万円ではなく、「総所得金額等の5%」を超えるかが
ポイントになるそうだ。年金が収入の中心となると通
常、所得は低下し、この条件が関係する例が増えてく
る。先ほどの女性も収入は年金のみで、2020年分
を計算してみると所得は約94万円だったという。そ
の5%の約4万7000円を超える医療費がかかって
いたので確定申告して、税の還付を受けることができ
たそうだ。 現役時代に医療費控除を利用した経験が
ある人ほど、「年10万円」が印象に残り、加齢で収
入が減った後でも、対象外と思い込んでしまう可能性
もある。
医療費控除の対象となる費用の中身も改めて確認しておきたい。 例えば、介護サービスの
中にも医療費控除の対象となるものがある。 シニア世代になれば、介護サービスの利用
機会は増えていくのが普通です。 対象となる条件は少しわかりにくい面もあるが、税理
士の“市川さん”は「通常は介護施設が発行する領収書などで、医療費控除の対象となる費
用は確認できる」と話している。 不明点があったときは、まず自分が利用している介護
施設に問い合わせてみるといい。
シニア世代が見落としやすい医療費控除対象としては付添人の費用もある。 1人で入院な
どが難しくなり付き添いを頼んだときに払うお金です。 「若いうちは付き添人いと言わ
れてもピンとこないかもしれないが、シニア世代なら利用する場面は多くなる。(市川さん)
もっとも、親族に付き添いを頼んで、「付き添い料」といった名目でお金を払っても医療
費控除の対象にはならないことは合わせて知っておきましょう。
■自由診療、条件満たせば シニア世代だけに限らないことですが、健康保険が適用されな
い自由診療でも一定条を満たせば、医療費控除の対象となることも意外に見落としやすい
点だ。 保険外となった高額な歯科診療などがあった場合は特に注意したいものです。
金額と対象費用を確認した後、控除額の計算をするにあたっては「保険金などで保障され
る額を差し引く」というルールを正しく理解しておきましょう。 入院などによって民間
の医療保険金が出たり、1カ月の上限を超えた額を払い戻す「高額療養費制度」で給付が
あったりした場合、払った医療費から「これらの金額を差し引く必要がある」(Credo税理士
法人の吉野副代表)。
■保険金の差し引き確認 保険金が出たからといって、すぐに医療費控除が使えなくなると
は限らない。 保険金が給付対象となった医療費以上に出て、引き切れない額があっても
ほかの医療費から引く必要はないという。
例えば、同じ年の間に➀「医療保険の対象となるケガ」で入院後➁「医療保険の対象外の
歯科治療」もあった場合、もし「➀と➁の費用の合計額」より多い保険金が出たとしても
差し引くのは➀の費用が上限で➁の費用には影響ないのが原則だそうだ。 高齢期になる
と、1年間に異なる大きな病気やケガに見舞われる可能性が高まる場合もあるだけに、こ
のルールを把握し、正確な計算を心がけたいものです。
確定申告シーズンが目前だが、この時期にもまだ体調不良が続いていたり、対象費用の洗い
出しや計算作業が間に合わなかったりすることもあり得る。 申告期限を過ぎてしまった
場合も、あきらめる必要はない。 吉野副代表は「5年間は請求できる可能性がある」と
話しています。 還付申告などの仕組みがあるからです。 この際、過去に申告し忘れた
医療費がないかどうかをチェックしてみてはいかがでしょうか。
私も資料が整いましたのでこれからe-Taxで申告を済ませるつもりです。
申告を早めに済ませば、還付などは早めに受けられますので毎年こうしています。
手続きもそんなに難しくなく申告ができますよ‥一度チャレンジをしてみませんか。
昨日は午後から、街の集団接種会場でコロナワクチン3回目の摂取を済ませました。
1,2回同様、今朝からは注射した腕が痛いで~す。
シニア世代になると膨らんでいきやすいのが医療費ではないでしょうか。 退職して年金が
収入の中心となり、収入が細り始めたとき、しっかり活用したいのが医療費控除です。
一定額以上の医療費を払うと、確定申告をすることで税負担を減らせる場合がある。 税制
度のなかでは比較的認知度は高く、若いときに使ったことがあるという人でも、改めて知
っておきたいシニア世代特有の誤解や盲点が実は存在する。 確定申告シーズンを前に確
認が欠かせない。
■総所得を確認 「年10万円を超えていなくても、
医療費控除は使えるのね」。そう聞き返した東京都在
住の女性(85)は親族から医療費控除の仕組みを説明
されて目を丸くしたという。一般的には医療費控除を
使える条件を「年10万円を超す医療費を払うこと」
と覚えている人は多いだろう。正しい理解だが、盲点
もあるという。総所得が200万円未満の場合は10
万円ではなく、「総所得金額等の5%」を超えるかが
ポイントになるそうだ。年金が収入の中心となると通
常、所得は低下し、この条件が関係する例が増えてく
る。先ほどの女性も収入は年金のみで、2020年分
を計算してみると所得は約94万円だったという。そ
の5%の約4万7000円を超える医療費がかかって
いたので確定申告して、税の還付を受けることができ
たそうだ。 現役時代に医療費控除を利用した経験が
ある人ほど、「年10万円」が印象に残り、加齢で収
入が減った後でも、対象外と思い込んでしまう可能性
もある。
医療費控除の対象となる費用の中身も改めて確認しておきたい。 例えば、介護サービスの
中にも医療費控除の対象となるものがある。 シニア世代になれば、介護サービスの利用
機会は増えていくのが普通です。 対象となる条件は少しわかりにくい面もあるが、税理
士の“市川さん”は「通常は介護施設が発行する領収書などで、医療費控除の対象となる費
用は確認できる」と話している。 不明点があったときは、まず自分が利用している介護
施設に問い合わせてみるといい。
シニア世代が見落としやすい医療費控除対象としては付添人の費用もある。 1人で入院な
どが難しくなり付き添いを頼んだときに払うお金です。 「若いうちは付き添人いと言わ
れてもピンとこないかもしれないが、シニア世代なら利用する場面は多くなる。(市川さん)
もっとも、親族に付き添いを頼んで、「付き添い料」といった名目でお金を払っても医療
費控除の対象にはならないことは合わせて知っておきましょう。
■自由診療、条件満たせば シニア世代だけに限らないことですが、健康保険が適用されな
い自由診療でも一定条を満たせば、医療費控除の対象となることも意外に見落としやすい
点だ。 保険外となった高額な歯科診療などがあった場合は特に注意したいものです。
金額と対象費用を確認した後、控除額の計算をするにあたっては「保険金などで保障され
る額を差し引く」というルールを正しく理解しておきましょう。 入院などによって民間
の医療保険金が出たり、1カ月の上限を超えた額を払い戻す「高額療養費制度」で給付が
あったりした場合、払った医療費から「これらの金額を差し引く必要がある」(Credo税理士
法人の吉野副代表)。
■保険金の差し引き確認 保険金が出たからといって、すぐに医療費控除が使えなくなると
は限らない。 保険金が給付対象となった医療費以上に出て、引き切れない額があっても
ほかの医療費から引く必要はないという。
例えば、同じ年の間に➀「医療保険の対象となるケガ」で入院後➁「医療保険の対象外の
歯科治療」もあった場合、もし「➀と➁の費用の合計額」より多い保険金が出たとしても
差し引くのは➀の費用が上限で➁の費用には影響ないのが原則だそうだ。 高齢期になる
と、1年間に異なる大きな病気やケガに見舞われる可能性が高まる場合もあるだけに、こ
のルールを把握し、正確な計算を心がけたいものです。
確定申告シーズンが目前だが、この時期にもまだ体調不良が続いていたり、対象費用の洗い
出しや計算作業が間に合わなかったりすることもあり得る。 申告期限を過ぎてしまった
場合も、あきらめる必要はない。 吉野副代表は「5年間は請求できる可能性がある」と
話しています。 還付申告などの仕組みがあるからです。 この際、過去に申告し忘れた
医療費がないかどうかをチェックしてみてはいかがでしょうか。
私も資料が整いましたのでこれからe-Taxで申告を済ませるつもりです。
申告を早めに済ませば、還付などは早めに受けられますので毎年こうしています。
手続きもそんなに難しくなく申告ができますよ‥一度チャレンジをしてみませんか。
昨日は午後から、街の集団接種会場でコロナワクチン3回目の摂取を済ませました。
1,2回同様、今朝からは注射した腕が痛いで~す。