働き方・・

　 今年の春る頃だったか，寄席で“林家木久扇師匠”が十八番の「明るい選挙」を披露した。　　
　　若き日に稽古をつけてくれた明治生まれの“師匠・林家彦六”の芸風と人柄をしのぶ噺です。　　
　　彦六師匠は、「稲荷町の師匠」と呼ばれたひと。　浅草の自宅は四軒長屋だったそうだ。　　
　　いかにも古典落語の世界そのものだったといわれている。　　
　　いつの世も、若手芸人の暮らしは厳しい。　加えてコロナ禍で、演芸場が一時閉ざされた。　　
　　木久扇師匠は弟子たちも苦労している。とマクラで語っていた。　　
　　師匠宅に住み込み、起居をともにする時代は去ったのか。　　大学で教員免許を取得した　　　
　　　弟子は非常勤の教員に‥‥。　体力自慢は、自転車での宅配代行サービスに汗を流した　　　
　　　そうだ。　これ最近、街角でよく見かける「ウーバーイーツ」です。 いずれ名人上手に。　　　
　　夢は大きいが、当座の生活費は、ネットを通じて単発で仕事を請け負う「ギグワーカー」　　　
　　　として稼ぐ。　これも芸の肥やしか。　一方、配送中の人身事故など深刻なトラブルも　　　
　　　増えていると聞く。　配達員が、自転車で高速道路を走行する動画も話題になった。　　

　　米カリフォルニア州の控訴裁がウーバーテクノロジーなどに対して、個人事業主としてき　　　
　　　たライドシェア運転手を従業員とするよう命じた。　ただ、ギグワーカーを保護する州　　　
　　　法を見直すべきだとの声もあったそうだ。　近く住民投票が行われるという。　　　
　　　自由な働き方か。　権利の擁護か。　（こういったことも住民の声を聞くんだ！いいな～）　　
　　 これって、夢を追い街を疾走する日本の若者にも身近な問題ではないのでしょうか・・。

　　　働き方って多種多様。　リタイアした私などは、もっぱら家庭菜園での作業のみです。　　　
　　　ここんところは「タマネギとスナップエンドウの苗」を植え付けと葉物の管理が仕事？　　　
　　　　　　　　　　
　　　これで仕事といったら懸命に働く皆さんに叱られちゃいますね　スミマセン。

　　　ちなみに、菜園の内側はただ今「菊の花」がいっぱい咲いて見頃です。