農業じゆう人

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“むのたけじさん”

2016年08月22日 13時00分00秒 | 私事
   我が街の方角へ、台風9号が一直線に向かってきているようです
   当初の予報では午前中にはやってくる!ということだったが、なぜか3時間くらい遅れ気味?
   今朝、いつも通り起きてみたら・・なにやら静か・な感じ・・あれ~どうなってんの??
    (そう思いつつ1階に下り、体組成計で体重やその他を計測し、水を飲み血圧を計測)
   その後、新聞を取りに出てみると、真っ暗だったが、雨 降ってはいないし風もない状態!
   台風はどうしちゃったの?  早速、テレビをつけてみたらまだ伊豆半島付近だった
   ただ雨はすぐに降りだしてきたので、恒例のウォーキングは中止。(ええっ・当然だろ!って)

   そんなこんなで、ゆっくりと新聞を眺め出したら台風とは別なショックな記事をみた。
   リオ五輪・高校野球らの記事ではなく、ジャーナリストの“むのたけじさん”が旅立った!
    という記事でした。 えぇ~今年の春ころまでは憲法集会に出席し発言していたハズ?
   私が“むのさん”を知ったのはつい言最近でした。
   ラジオ番組(永さんの土曜ワイド)に出演された“松島トモ子さん”が番組で紹介してからです

    番組のMCであった“故・永六輔さん”も待ち続け会えたことに大感激をなさった方です
    よりよい社会と目指すには、あの戦争とその後の日本の歩みを、絶えず検証し、発言し続け
     なければダメだ!というような発言をなさっていた。
    戦争中は、朝日新聞の記者だったそうで、戦地などを取材していてが、真実を伝えることは
     出来なかった。 その自責の念から、敗戦の日に新聞社を去ったという逸話の持ち主・・。
    その後は故郷の秋田に戻り、週刊新聞「たいまつ」を創刊。 
     地方を拠点に反戦・平和・民主主義を守る執筆と運動を続け、農業・教育などを論じた

   戦場では従軍記者として同行しそこからの体験を得々と語る姿は迫力が伝わった・・。
    死にたくなれば相手を殺せ。正気を保てるのは、せいぜい3日が限度
    それからは道徳観が崩れ、女性を乱暴したり、物を盗んだり、証拠を消すために火をつけたり
    こういったことができちゃうのが戦争というもの、社会の正義がどできるハズがない・・。
    これで人間の幸福が実現できると思いますか? できるわけないでしょう・・。
    だからこそ、戦争は決して許されない・・が、それを私たちらの古い世代は許してしまった!
    などなど、体験に基ずく証言の迫力と悔悟の言葉には、聞き入ってしまいました。

    だんだん、そんな言葉や体験を伝えてくれる人々が少なくなってきています
     冗談で“永さん!”永さんの好き友ではあるんでしょうが、そんなに急いで自分のもとへ
      呼ばないで~と思えてなりません。
     残った皆さんの中にもまだ語れる人がたくさんいるハズでしょうから
      “むのさん”の「たいまつの火」消さないようにしてほしいものです!

      この時間、我が街附近は風雨ともちょっと静かになっています。
      今、ラジオで台風は千葉県の館山市附近に上陸した!との放送がありました!
      予報では私共の住む埼玉南東部は、15時頃が一番近くなるようです。
      無事の通過を願っていま~す・・!!