Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

2台目の2TR38オープンデッキを入手

2014年11月20日 | ピュアオーディオ


2台目の2TR38オープンデッキを入手しました。生録用のケースに入っています。



アンプ部と本体の2つに分かれています。



結線を済ませ、テープの張り方が判らない?・・・ネットで調べて何とか音出しに成功!!!



裏面の接続はこんな感じ・・・。



現在「仮置き中」で、音出し確認の為結線の付け替えがやり易い処に設置。

第一発目のサウンドは、接続ケーブル類が馴染んでいない為、「ぼんやりした音」から始まりました。1時間もしたらかなりしゃきっとした音に変わって来ました。機能確認の為の取りあえずの配線類なので音質は二の次です。しばらくは馴染ませてやる事から始めます。かなりの期間(約40年近く)眠っていた機器なので、機能の確認と安定性の確保が優先です。巻き上げ・巻き戻し・再生は問題なさそう。これから「録音」を試して見ます。

2台目の2TR38オープンデッキ

2014年11月19日 | ピュアオーディオ


オープンデッキに嵌って9月末から3台のオープンデッキを購入しました。どの機台も「長い眠り」の期間が有った様で不具合を抱えています。ようやくA-7030GSLの不具合も見えて来て、その対処方法も時間をかけてやれば自然消滅するだろうと推測しています。実際にSOUREC SWでのポップノイズの出方で確認しています。Rchのみ正常なノイズが聴こえていましたが、今日はLchからも出たりでなかったりしていたノイズが随分と聴けるようになりました。今までに10号リール6本程は正常に録音出来ていた訳ですので、使ってやれば自然に治ると思います。

先の目途が経ったのでラスト1台の2TR38オープンデッキを購入する事にしました。こちらも30年程「眠った」機器ですが、殆ど使われずに袋かけしてオブジェ化していたモノです。週末には引き取りに行ってこようと思っています。さてどんな機器か?・・・お楽しみです。不具合が無ければ・・・と祈っています・・・そんな訳はないか・・・今までの例からそう甘くはないと思っています。



フラッグシップクラスの2TR38機とミドルクラスの4TR機では作りが違いますね。4TRのミドルクラスのオープンデッキAKAI XD-230DとX-165Dは自分で暇を見て修理しようと考えています。何も急ぐ必要は有りませんので楽しみながら進めます。私も「メカ好き」な人間ですね。


A-7030GSLの不具合点が特定出来て来た

2014年11月18日 | ピュアオーディオ


メインシステムに接続しているTEAC A-7030GSLは、一旦修理に出したのだが治らなくてそのままの状態です。不具合点は「録音が不安定」と云う事。正常な場合も有るがRchだけ、Lchだけしか録音出来ない時が多い。録音始めは正常であっても途中からどちらかのチャンネルに偏ってしまう。



その原因を現象から探している。どうやら原因はSOURECのSWだけの様だ。録音中のモニターは正常なのに、「録音のみ」が不安定。特にRchだけが正常な場合が多く、Lchは録音レベルがRchの1/10程度の音量。どちらのチャンネルも録音出来て入るが、音量差が大きいだけ。SOURECのSWの予備パーツはもうないそうなので、この状態で復活させる事を求めている。・・・少しづつ原因が見えて来て、その対処法を実践している。

今現在は「SOUREC」のSWを音の状態にして、出来るだけ使ってやる事だと思って、一日中CDから信号を送り続けている。

カセットテープも使える様になった

2014年11月17日 | ピュアオーディオ


前回購入したカセットデッキ 「Technics RS-275CU」は、通電した当初は何とか動作したのだが、その内にモータートラブルで振動が発生し現在も復帰できていない。何度かカバーを開けて修理しようとしているが、遅遅として進まない。少しづつでも進めて行ければ良いと思っている。



その代替としてSONY FX-6カセットデッキを購入した。ついでにテープセレクターSB-500も購入した。これでオープンからカセットへダビングが出来る。早速37年前に録音した義妹のピアノ演奏(ショパン:ワルツ他)をダビングした。嫌がる義妹を何とか説得して弾いてもらった思い出が有る。家内もそれを覚えていて、先日聴かせてあげたら懐かしそうにしていた。義妹にも聴かせるそうだ。



FX-6は録音・再生共に異常はなくとても使い易い機種だ。ソフトタッチのSW類が軽すぎる位な感じだ。すっかりシステムに溶け込んで、現在では毎日1時間程聴いて使ってやる様にしている。ソースの数が増える事は楽しいが、「お守」もしてやらないと性能を維持出来ない。

やはりメインシステムは良い

2014年11月16日 | ピュアオーディオ
A-7030GSLを修理に出して、その間にサブシステムを充実させようと思っていたのですが、思う様には進みません。



修理に出したのに治らずに再生専用に使っています。今朝はジュリー・マリガンのCDを2TR38でダビングしたテープを楽しんでいます。非常に柔らかい響きでうっとりして聴いています。



この所、サブシステムその②ばかり聴いていて、久しぶりにメインのオリンパスシステムを聴いています。やはりこちらを聴くとサブシステムは「おもちゃ」ですね。



現在の状況ではオープンデッキのサウンドより、CDラインの方のサウンドがはるかに上です。情報量の多さや音のキレ・ヌケ・ノビが格段に違います。それでもオープンの良い処は「厚みのある柔らかいサウンド」に有ると思います。オープンラインも現状では、電源ラインもインコネケーブルも格下のケーブルを使っていますのでやむを得ない事だと思っています。少しづつグレードを上げて行きます。電源やケーブルのグレードが揃って初めて比較が出来ると思っています。現在は新しく入手した機器を「活性化」させる事だと思っています。

5素子の外部アンテナも入荷し、同軸ケーブル、端末も入手したので、いよいよチューナーラインを完成させて置こうと思っています。

サブシステムその①とA-7030GSL

2014年11月15日 | ピュアオーディオ


サブシステムのその①システムは、JBL#213PRO(SuperTrail仕様)のSPにサトリのミニアンプとCDP-2700のシンプルな組み合わせ。#213PROは10cmウーハーですが、サイズからは想像できない低音を出して来ます。しかし、10cmユニットではやはり物足りません。機器のテスト用ぐらいに考えています。



TEAC:A-7030GSLは「録音のみ不安定」な状況でした。そこで修理に出したのですが、修理が理解されない処に出した様で、「修理しました。治りました」との事だったのですが、喜び勇んで接続して音出ししたら「ガックリ・・・」。逆に悪くなっている。「録音が不安定」と云う事は、正常な場合も有り、Rchのみしか録音出来ない時やLchのみしか出来ない時が有ると云う事です。確認にも有る程度時間がかかると読んでいましたが、翌々日には「治った」との連絡が有り、修理代を云われるままに支払って再確認しました。不具合個所は「SOUREC」のSWの接触不良との事で、接点復活材を流し込んで治したとの事でした。

修理後の最初の録音では、「まともじゃない」状態で、かすかに聴こえるぐらいしか音量が有りません。夕方に来たのでその日は2回録音にトライしましたが、「どうもならない」状態でした。翌日は朝から3回目の録音にトライしました。音量は突如出る様になりましたが、Rchのみしか録音出来ていません。4回目と5回目は初めの20分くらいは正常に録音出来た時も有るのですが、20~30分するとまたどちらか片chしか録音出来ていません。何度やっても1時間もまともに録音出来ない状況で「治って」いません。

「治っていない」状況なので修理代は返金していただきました。「運送の性」にされそうになりましたが、SWの接点なら運送のショックぐらいでは関係有りません。A7030GSLの側板の外装は、ネジを外してまた取り付けた痕跡は「傷跡」として残っています。送付する前より「見てくれ」も悪くなってしまいました。これなら知りあいに頼んだ方がしっかりした修理が出来ると思いました。

A7030GSLも帰って来たばかりなので、しばらくは再生専用で楽しみたいと思います。

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サブシステムの増殖

2014年11月14日 | ピュアオーディオ
サブシステムが増殖しています。



先月から新規に入った機器が、パワーアンプ、チューナー、カセットデッキ、SP・・・とほぼフルシステムに成りました。

SP-70への音質対策をしたおかげで、気楽にそこそこの音質で楽しめるシステムになりました。毎日マルチアンプシステムの重低音が出るメインシステムでは疲れます。軽音楽をそこそこの音質で楽しめれば使う頻度が上がります。

今日は久しぶりに朝からチューナーでFMを楽しんでいました。10cmユニットでは物足りなかったサウンドが、やはり20cmクラスになりますと十分な音量・スケール感が得られます。

サブシステムの増殖

2014年11月14日 | ピュアオーディオ
サブシステムが増殖しています。



先月から新規に入った機器が、パワーアンプ、チューナー、カセットデッキ、SP・・・とほぼフルシステムに成りました。

SP-70への音質対策をしたおかげで、気楽にそこそこの音質で楽しめるシステムになりました。毎日マルチアンプシステムの重低音が出るメインシステムでは疲れます。軽音楽をそこそこの音質で楽しめれば使う頻度が上がります。

今日は久しぶりに朝からチューナーでFMを楽しんでいました。10cmユニットでは物足りなかったサウンドが、やはり20cmクラスに有りますと十分な音量が得られます。

SP-70の箱内配線交換後のサウンド

2014年11月13日 | ピュアオーディオ


昨日SP-70への「音質改善対策」を完了して朝から聴いています。明らかに音のキレ・ヌケ・ノビが違います。現在SPの上に載せているEVのT-35系ツィーターも鳴らし始めました。



対策前のサウンドは、
1)ボリュームを上げると耳にキーンと来る音が有る
2)音数がまったく不足
3)音の広がり感が無く、SP間でボソボソ鳴っている感じ。
4)エネルギー感が不足、力強さがない。

対策後のサウンドは、それぞれの不具合項目が大幅に改善されて、耳にキーンと来る音が無くなった。音数も非常に多くなった。音の広がり感が出て来て、音楽の表情も出て来た。低域の力強さが対策前とは比較にならない程強くなった。まだ、鳴らし始めたばかりなので、ネットワークもユニットも活性化していない。現在進行形でサウンドは良い方向に進化している。

ただ、以前JBLのLE8Tに同じ対策した時の様なレベルには届きそうにない。これはユニットの潜在能力の性だと思う。やはり日本製のチープなユニットでは望むべくもないか・・・。その内に他社の20cmユニットやツィーターを手に入れて、ユニット交換だけしてやれば更なる世界を作れると思う。

サンスイ SP-70 SuperTrail化完了

2014年11月12日 | ピュアオーディオ
一昨日から始めていたサンスイの40年前のSP-70の内部配線交換及び全ての半田の総チェック(鉛レス銀入り半田化)が完了しました。



まずはユニットの取り外し。シンプルな2ウェイです。



裏面のSP端子を外した処。穴が小さいですね。



取り出したネットワーク。INは直付けになっていますが、ツィーターとウーハー用の配線が出ています。この年代の配線は、ホームセンターで30円/mで売っている様なショボイ配線です。扇風機みたいに回れば良い(音が出れば良い)ぐらいの配線です。これで音楽の躍動感や音数を出そうとしても無理ですね。



SPターミナルはスペンドールBC‐Ⅱ用のモノを使いました。これ以上大きいサイズはこの状態では使えません。このSP端子を取り付ける為に、穴径を大きくし、サイドの板をやすりで削ってやっと入る様にしました。



ユニットにもそれぞれ「音質対策」が有ります。モール線が繋がる端子部の半田の入れ替えは必須です。これだけで「電気が流れ出した」と感じる位、ユニットが生き生きして来ます。ツィーターも同じ様に対策します。



ネットワークとSPユニットの対策を終えていよいよ組み上げです。先にツィーターを取り付けます。このままでは半田付け出来ませんので、高さを稼ぐ為ガムテープの芯の上に置いて半田付けしました。



ウーハーの接続です。半田付けは原理さえ判って居ればそう難しいものでは有りません。良い道具を揃えておけば安心でしょう。



元どうりに組み上げ、何処を触ったのか判らない様にします。

早速試聴をして見ました。音圧がかなりアップしています。音数も大幅に増えています。低域のエネルギー感もJBLと間違えるほど出ています。音の雰囲気が対策前とはまるで違いますね。この状態で5時間以上鳴らせばほぼ判断出来る状況になるでしょう。



SP端子にバナナプラグを使える様にしています。これは追加ツィーターを載せる為のモノです。EV T-35系のツィーターを持っていますので、コンデンサーで低域をカットして使っています。