TA-2000の内部はほれぼれする様な作りだ。TA-2000Fが来た時に比較したら、音数で負けていたが、こちらは鳴らし込みが2週間ほどになった。現在比較試聴すると「逆転」している感じです。どちらも眠っていた機器ですので、目覚めるまでは真の実力は分かりません。
上段がTA-2000、下段がTA-2000F。TA-2000は全くのSONYオリジナルの状態です。早くリアパネルをTA-2000Fの様にしたい欲望にかられますが、ここはじっくりと進めたいと思う。
TA-2000+TA-3120Aの組み合わせで、D208フルレンジを鳴らしているが、今まで聴いた事のないサウンドがD208から出ている。音数が非常に多く、繊細で力が有り、キリっと締まったサウンドで音色も明るい。非常にシャープなサウンドだ。JAZZを聴くのが楽しくなってくる。C3+M4ではサウンドが重すぎる・・・これが取り外した原因。
しかし凄いですね。50年前のアンプが部品交換もなく、安定して使えるなんて・・・。アキュフェーズのC200+P300は半田部分のフラックスの残渣が多く、この先トラブルが頻発すると思って先に手放しました。C3+M4は思いの外、内部配線が多くて長く、活性化の時間が非常に長かった。それに比べてSONYの2セットのアンプは活性化するのが非常に早い。
自宅の管球プリアンプ(内部配線を全て特殊な銀線配線)の様な音の出方をする。超ハイスピードのサウンドの様な気がする。