先日、TA-2000FプリがTA-4650プリメインアンプと一緒に入荷しました。入荷時に「音出し確認」をしようと、暖機運転中で10分ほどして煙がもくもくとACインレット付近から出て来ました。開腹して中を確認した処、ACラインに入れてあるPSRが1個燃えていました。そのパーツを切り取り、試聴に進める様にしました。TA-2000(1968年製)とTA-2000F(1971年製)と3年の違いが有ります。
「音出し確認」レベルのサウンド確認です。何せ「恐る恐る・・・」の心境ですから。ただ一聴しただけで、TA-2000よりは熟成されたサウンドですね。音の広がりや音の出方がより開放的で自然ですね。凄いポテンシャルを感じます。デザインで損をしていますね。これがもっと良いデザインのマスク(例えばマランツ#7の様な)を持っていれば、もっとファンが増えたはずです。
1~2週間ほどは小音量で馴染ませて、電気回路を生き返らせてやりたいと思います。何せ永い眠りから覚めたばかりですから・・・。無理せずに時間をかけて本来の性能(潜在能力も含め)を発揮させるように鳴らし込んで行きます。多分2年ほどはかかるでしょう。
今回の音出し確認にTA-4650のメイン部を使用しようと電源を入れたら、今度はこちらの電源部から「煙」が・・・。なかなか思いどうりにはいかないものです。(電源部の抵抗器が1個焼けていました)