Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

「音質アップ」とは何だろう?

2018年06月18日 | ピュアオーディオ
現在「音質アップ」の為にラインケーブルのグレードを上げている。自分が感じる「音質アップとは?」・・・最終的には「自然な音」(ただの音)にする事。電気仕掛けを感じさせない様な「自然な音の出方」を求めている。

その「音質アップ」の指標は、「耳で聴いて」の事であるが、(周波数レンジは使うSPユニットで制限される為、基本的には考えない。)

1)音数(情報量・解像度)が増える事。(当然余韻も増える)
2)音の厚みが増える事。
3)立体感が深く高く出来、スケールが大きくなる事。(繊細さも併せ持つ)
4)質感が「艶やかで」有る事。(音の表情が出る事・コクが出る事)
5)音のバランスにピーク・ギャップが無い事。
6)自然な音の出方をする事(会話しているその場の雰囲気音)

が直感的に感じる処である。

これとはまた別の方向から考えると、「CDの中の情報を何%、音に出せているか?」・・・と云うのも命題である。この場合、「音数」と「音変換ロス」が頭の中に浮かんでくるが、そもそも「どれくらい?」CDの中に情報が入っているのかが分からない為、方向としてケーブル材の「断面積」を一つの指標として考えてきたが、ケーブル材の種類・材質・メーカーも違えば一つの尺度では測れない。材質特有の音色もある為、一概に「これだ!!!」と決めつける訳にもいかない。

「音質アップ」を自作ケーブルで初めて15年にもなる。はじめは市販の銅線から始めたが、メーカーで(そのメーカーの作り方なのか?)音色の傾向が随分と違う。当然性能も違う。その後、「銀メッキ線」を経て現在は「特殊な銀線」を「オリジナル組合せ」で作成している。だから、同じものが世の中にはないと思っている。