Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

クレル KST-100の導入初期の現在のサウンド確認

2018年06月06日 | ピュアオーディオ


KST-100パワーアンプを導入して3日ほどになります。毎日5時間程鳴らし込んでいます。現在のサウンドは、まだ「ヌケ・キレ・ノビ」が感じられる「ハッキリ・クッキリ・スッキリ」のサウンドでは有りません。完全に「ふん詰まった」サウンドです。

1)周波数特性的に50Hz~10KHzくらいのレンジだと感じます。下も上もあまり伸びていません。

2)特徴的なのは音色・・・非常にとろみのある甘い音色でこれはこれで良い質感です。JAZZも弦楽器の質感が良いです。高級なお菓子の品位の良い甘さに似ています。

3)ウーハー(D130)をドライブし始めている感じです。M-06αでは出なかった質感が出ています。M-06αの音は「清楚」な透明感重視のサウンドに対し、KRELL の音は厚みと力強さを感じます。とろける甘美な音色が有りこちらの方がより好ましいと感じます。

4)周波数特性的に上の方が出ていないので、SPユニットから音が出ている感じがします。・・・鳴らし込んで行けばSPユニットの存在が消えるはずだと思います。

今迄、出遅れていた自宅システムがこれで生き返ってくれるとありがたいです。5年ほど「鳴かず飛ばず」の使い方をしてしまいました。SPユニット達は基本的に「オリンパスシステム」とほぼ同じものを使っていますので、アンプのドライブ力さえ有れば、SPの存在を消せる様なサウンドが出せるはずです。ネットワークの中にも4月に手を入れましたのでその効果も出て来るだろうと思っています。

自分の最終形のシステムの好みはこの「自宅システム」だと前から思っています。これを鳴らし切ればオリンパスシステムは要らないと思っています。・・・がどこまで近づく事が出来るか?努力するしか有りません。取り敢えず「1年間」はみっちりと鳴らし込みをしたいと思います。