Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

2TR38 オープンデッキの音は楽しい

2014年10月06日 | ピュアオーディオ


2TR38オープンデッキのTEAC A-7030GSLを導入して1週間が経ちました。毎日8時間程鳴らして来ました。累計50時間は越えたでしょう。その間に①クリーニングヘッド等の清掃 ②ヒューズをオーディオグレード品と交換 ③ラインOUTのケーブルをベルデンのケーブルで自作したモノに交換 の3点の対策をしました。

1週間が経ち、機器やプラグ類の馴染みも取れ、先述の3点の対策効果が出て来ている様で非常に良い音質になって来た。このサウンドを聴くとCDもレコードも聴く気が失せるほど・・・。音の太さが原寸大で、レンジは欲張っていないがピーキーさがなく、イージーに「生」に音に近いサウンドが味わえる。

カセットやオープンデッキが全盛の頃は、「音質アップ」のテクやスキルのなかった時代。これを現在のスキルで鳴らしたら・・・が頭の中に有りました。今回実際体験して見て「昔の機器」はスキル不足で鳴らし切っていなかったのだと思う。現在のCDも鳴らし切ってるとは思わないが、少なくとも同じ条件で鳴らしてやれば、オープンデッキの方が音質は上だと感じる。

特に2TR38のサウンドは、音が分厚くて(量感が豊か)音の暖かみが有り、「自然の音」に一番近いのではないか?・・・と感じた。今でも2TR38の愛好家が多いのもうなづける。

今回入手したA-7030GSLは「自分で手を入れる」事を前提として購入しています。この機種ぐらいまでは電子部品がリード付きになっています。これが1980年代になると「プリント基板」式や「リフロー半田方式」になって、手作業で手を入れる事が難しくなります。古い機種ほどパーツの交換がし易く、部品の入手も安定しています。

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