Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ようやくAKAI X-165Dの動作確認完了

2014年10月31日 | ピュアオーディオ


3台目のオープンデッキAKAI X-165Dは、そのレトロなデザインとメカニカルな操作系と故障の少なさを期待して購入しました。前オーナーが43~44年前に購入され、5~6年使用して押し入れに38~39年ほど眠っていた機器だそうです。この頃の電気系統の作りの凄さが判ります。プリント基板の製品ではこうは行きません。ほぼ完動品の状態です。



現在のサブシステムその②の、マークオーディオのフルレンジシステムで鳴らしています。7号リールが機台からはみ出している様に、非常にコンパクトです。



入出力側はフォーン端子になっています。この辺がチョッと使いづらいです。



レバー式の操作系は故障が少ない?と思っています。取説を読みながら、再生・録音を確認しました。一度覚えてしまえばそう大したことは有りません。サウンド的には、CDからのダビングで確認しましたが、音がデジタルからアナログになりましたね。音数も増えて横への拡がりを感じました。ただサーっと云うノイズが出ています。SN比の悪さも感じますが、音楽を聴くのに不満は有りません。



中古の機器は約3ヶ月から半年使いこんで、「活性化」させないと本当の実力は見えて来ません。とにかく小さくて可愛いデッキです。清掃とメンテ(注油等)をしながら馴染ませて行きます。3台購入して、一番古いX-165Dが一番頑丈そうです。