40年前からオーディオを始めているが、日本製のSPを使った期間は非常に短い。最初に使ったサンスイSP-100は25cm口径ウーハーとスコーカー、ツィーターの3ウェイ機。この時同時に購入したJBL L-100は2週間程遅く入荷したので、その間はSP-100を使っていた。入荷したL-100のサウンドを聴くともうSP-100には戻れなかった。エネルギー感がまるで違いましたね。お値段相応と云う感想だった。
その後、かの有名なNHKモニターR-305を入手してサウンドも聴きましたが、こちらはお値段も高く、性能も非常に期待していましたが、ユニットの性能がそれほど高くないと判断しました。L-100程の性能(潜在性能)を感じません。3ヶ月ほど毎日鳴らして見ましたが、高能率30cmウーハーもJBL D130の反応の良さや分解能・能率の良さに遠く及びません。コーン型ツィーターはそれはひどいものでした。(単体価格は非常に高いですが・・・)
内部の作りもその時に確認しました。
非常にシンプルなコーン型の組み合わせ。
ネットワークはコンデンサーで低域をカットしていた様で、作りそのモノは悪くないと思いましたが、コーン型ツィーターはチョッとやそっとでは鳴らない様に思えました。
オーディオ機器は欧米で開発されたものです。それを自力で国産化したのは素晴らしい事だと思います。新しい素材や考え方で、金型を起こし、新しい材料を作りだした事自体は敬服したいと思いますが、出来上がった「サウンド」がどうもイマイチ。模倣に始まって本物を越えられないでいる様に感じました。現にこのSPを褒めそやした評論家自身がお使いではない事がそれを物語っている。
以前雑誌で、スピーカーは「その国の楽器の音色の音」に近くなる様な事を書いて有ったのを思い出しました。欧米の方には日本独特の音に感じ魅力的に聴こえるのかも知れませんが、クラシック音楽やJAZZ等の欧米発祥の音楽を楽しむには、やはり欧米のオーディオ機器の方が一歩も二歩も先を行っている様な気がします。
日本製のスピーカーは、色々聴いて来ていますが、カーボンだ、べリリウムだ、ボロンだと素材を強調されていますが、出来映えは「サウンド」で決める事になります。本当に音楽好きな方が開発をやっているのか?アプローチの仕方が根本的に違う様に感じます。初めに仕事有りきで、上司の命令で予算と期間を限られて作れるものではないと思う。だから不採算になると何処のメーカーも一斉に撤退してしまう。最近懐かしいブランドがポツポツと復活しているが、古い機器を越える事が出来るのか?楽しみにしている。
その後、かの有名なNHKモニターR-305を入手してサウンドも聴きましたが、こちらはお値段も高く、性能も非常に期待していましたが、ユニットの性能がそれほど高くないと判断しました。L-100程の性能(潜在性能)を感じません。3ヶ月ほど毎日鳴らして見ましたが、高能率30cmウーハーもJBL D130の反応の良さや分解能・能率の良さに遠く及びません。コーン型ツィーターはそれはひどいものでした。(単体価格は非常に高いですが・・・)
内部の作りもその時に確認しました。
非常にシンプルなコーン型の組み合わせ。
ネットワークはコンデンサーで低域をカットしていた様で、作りそのモノは悪くないと思いましたが、コーン型ツィーターはチョッとやそっとでは鳴らない様に思えました。
オーディオ機器は欧米で開発されたものです。それを自力で国産化したのは素晴らしい事だと思います。新しい素材や考え方で、金型を起こし、新しい材料を作りだした事自体は敬服したいと思いますが、出来上がった「サウンド」がどうもイマイチ。模倣に始まって本物を越えられないでいる様に感じました。現にこのSPを褒めそやした評論家自身がお使いではない事がそれを物語っている。
以前雑誌で、スピーカーは「その国の楽器の音色の音」に近くなる様な事を書いて有ったのを思い出しました。欧米の方には日本独特の音に感じ魅力的に聴こえるのかも知れませんが、クラシック音楽やJAZZ等の欧米発祥の音楽を楽しむには、やはり欧米のオーディオ機器の方が一歩も二歩も先を行っている様な気がします。
日本製のスピーカーは、色々聴いて来ていますが、カーボンだ、べリリウムだ、ボロンだと素材を強調されていますが、出来映えは「サウンド」で決める事になります。本当に音楽好きな方が開発をやっているのか?アプローチの仕方が根本的に違う様に感じます。初めに仕事有りきで、上司の命令で予算と期間を限られて作れるものではないと思う。だから不採算になると何処のメーカーも一斉に撤退してしまう。最近懐かしいブランドがポツポツと復活しているが、古い機器を越える事が出来るのか?楽しみにしている。