自宅の707Jシステムの「音質アップ」で今回117Vステップアップトランスを導入しました。「音質アップ」を果たしたのは良いのですが、今まで目立たなかった「不具合」が目立つようになりました。
その内容は「中音域の有る部分のカスレ音」が非常に気になりだしたのです。ピアノ系の曲やJAZZではまったく気になりませんが、「弦楽器のストリングス」になると有る帯域だけ「カスレ音」が気になりだしたのです。
先日から「ゴールドウィング」の羽の分解やネジの増し締めでいくらか良くなりましたが、まだかすかにカスレ音が残っています。
このカスレ音自体は707Jを導入した時から有った様で、「音質」のグレードがそこそこの時は大きな「不具合」とは思いませんでしたが、「一点の曇りのない音」に近付いて来たので非常に耳に感じるようになりました。
昨夜もこの原因は何か? と考えながら試聴を続けていましたが、ホーン自体に問題があるのでは?と感じました。
この件(カスレ音)については、従来から色々と対策をして来ています。
1)#375の左右入れ替え
2)#3105の交換・・・この帯域が問題ではなかった事が後で判りました。
3)ホーンとウィングの左右入れ替え・・・これでLchに限定になりました。
4)ウィングの整備・・・組み直し、増し締め。
最後に残ったのがホーンです。はじめからこのホーンは少しねじれていたのです。これは判っていましたが他に原因が有るのではないか? と最後の最後に残していました。
昨夜の試聴でやはり「ホーン」が問題だと思うようになり、本日のお昼休みにホーンの交換をしました。(交換用のホーンは既に8月に入手していました)
ホーンを交換後、少しだけ試聴しましたが「改善」されているのは判りましたが、しばらく使って追い込んで見たいと思っています。
「音質アップ」すると機器が敏感に反応するようになって来ますのでハードルは高いです。