Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

自宅SP-707Jシステムの残った問題点

2009年10月24日 | ピュアオーディオ

9月から「EMT981」の導入と「PMC-1001EZステップアップトランス付き電源タップの自作」導入でゴールドウィングの不具合対策まで進みました。
707j2

「音数」が飛躍的に増加し、「質感」もしなやかでしっとりした中に柔軟性のある「爆発力」も秘めています。基本的な部分は「完了」と云っても良いと思います。

ただ最後まで「ゴールドウィング」の左右のセットで「質感」が違うのです。Rchは現在の処問題ありません。Lchはどうも「ゴールドウィング」自体の造りが悪い様で、昨夜もRch、Lchのウィングの処に耳を近づけて音を確認しましたが、Lchの音は「違和感」を感じます。

現在の状態でも「ゴールドウィング」からは信じられない様な「弦楽器」の響きが聴こえます。弦楽器のゴーイングの上下の切り替えの時の一種独特のニュアンスが良く聴きとれます。昨夜はブラームスの弦楽5重奏や6重奏を聴いていました。アマデウス+αの演奏です。弦楽器の多彩な音色が艶やかに拡がり、弱音時の弦の漂いは今まで体験した事のない表現でした。

今後の対策としては「ゴールドウィング」を交換するのが手っ取り早い対策かもしれません。この1点が片付けばSPは完成と思います。