Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

鬱々と・・・

2009年10月01日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステムのウーハー交換、707JシステムのCDP交換、RCAシステムのCDP交換と矢継ぎ早にやりましたのでその後遺症に苦しんでいます。

直ぐに「改善」されたのはRCA箱システムのみ。これは「活眼」済みのCDP(トランスポート)を追加しただけなのでその効果が直ぐに判ります。音の暖かさと音数の増加、音のキレ・ヌケ・ノビが改善、そして余韻の増加と文句なしに良くなりました。このシステムの前に設置しているEC-138システムが以前はRCA箱システムを聴いてからでも聴けましたが、今では「ガックリ」段差が出来て灯を入れるのが辛くなりました。

オリンパスシステムのウーハー交換は「正解」だと思うのですがまだ中高音とのバランスが取れていません。低音の質感が上がって中高音が負けているような?・・・感じなのです。ウーハーの音圧も上がっているような?(チャンデバのゲインを2ステップ下げ)・・・もう少し馴染みの時間が必要です。(当初から1ヶ月は必要と見ていました・・・現在3週間くらい)

自宅のEMT981が最も辛い状況です。すでに「活眼済み」のD732からの交替ですので「キレ・ヌケ・ノビ・余韻」がまったく及びません。まだ毎日変化を繰り返しています。周波数レンジはヌケていないものですから低域も高域も伸びていません。音数も足りません。

初めから判っていたとは云え、毎日最低2時間の苦行は「鬱々」としてしまいます。ただ「希望」が有るから続けられるのです。「活眼」さえ出来れば先のD732の世界よりもっと私の求めるサウンドに近づくはずです。そのインスピレーションは有ります。


整流管 5U4G ST管 の比較

2009年10月01日 | ピュアオーディオ

自宅のパワーアンプ用の整流管の予備に購入したST管タイプのものを動作確認も兼ねて4種類比較してみました。

Ge

比較したのは①ソブテック(ロシア) ②シルバニア(米国) ③GE(米国) ④ムラード(英国)の4種類です。

②③はどちらもシルバニアが生産したものの様でOEM供給されたもののようでした。

Slvanya

ロシア製は今まで「作りの精度」と「音質」で敬遠していましたが、この球はブレードを吊って有るTYPEでなかなかの音質なのです。ふわりとした雰囲気が有ります。一応予備込で3本確保しています。

Svtec

シルバニア製はしっかりした音質が有ります。ムラード製は音質では「ぴか一」ですね。
じっくり聴くと音の密度と艶やかさとしなやかさが有ります。(ムラードは写真なし)

「音質」と「価格」は比例する様で1本¥1000円~¥10000円の開きが有ります。ムラードが良いと云っても価格差程の違いは有りません。2倍も行かないで1.1…倍くらいの差ではないでしょうか。

5U4Gは既に他の互換性の球も含めて10本以上保有しています。