Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

自分の求めるサンドがようやく見えて来た。

2009年10月18日 | ピュアオーディオ

今までに実に色々なSPを購入して、その使いこなしで自分の求めるサウンドに近づけようとして来ました。CDPやアンプも重要なファクターである事は十分承知している上で「やはりSPシステムが最大の最重要な機器である」と再認識しています。

今までに色々なSPを使って来ましたが、現在JBLのユニットを使ったシステムばかりが残ってしまいました。特に#375を使ったシステムの3セットには特に力を入れて来ました。

1)JBL オリンパス システム(LE15A+#375+HL88+LE85+#2405+α)
2)サンスイ SP‐707Jシステム(D130+#375+HL89+LE175+#2405+α)
3)RCA箱システム    (D130×2+#375+HL90+LE175+#2405+α)

ウーハーの箱をバスレフ、バックロードホーン、フロントロードホーンと形式を変えている所がまだ思案中の証拠です。

この頃ようやくどのシステムも私の求める「音質」をクリアーして来ています。まだオリンパスや707Jシステムでは「活眼」待ちの部分もありますがもう先が見えています。

どのシステムをメインに据えても良いのですが、一番のお気に入りは「RCA箱システム」です。なぜこのシステムなのかをこれから探っていきたいと考えています。

その理由の一つはWフロントロードホーン箱とHL90(お化けホーン)の組み合わせの存在が有ると思っています。この箱とホーンの表現力は他では聴いた事のない表現をしてくれます。

もう一つの理由はTrail仕様のプリ+パワーアンプの組み合わせです。オリンパスと707Jシステムのプリアンプにはアキュフェーズ C-290を使っています。もしかしたらこれが「ネック」なのかも知れません。

私が求める音質はあくまでも「自然な音の出方」のするSPです。どこにも有るさりげない日常の自然な音を再現できればそれで良いのです。

ところがこの「自然な・・・」が難しいのです。生の音に近い状態のサウンドを出そうとすればものすごい「情報量」がいるのです。「音数」と私は表現していますがこの「音数」が少ないとピーキーなサウンドにもなり、「音痩せ」のサウンドと感じる事につながるのです。