Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

「これだ!オーディオ術」を読んで

2008年12月19日 | ピュアオーディオ

Mrmurai 村井裕弥先生の著書「これだ!オーディオ術」(右おすすめ欄)を読んで、村井先生も相当にオーディオ遍歴を「繰り返されたんだな」と思います。

2年前初めてお見えになった頃が懐かしく思い出されます。当方も先生がお見えになる半年前からサウンドが大きく変わり始めた頃で、自宅ではEL34ppモノアンプのTrail仕様第一号が完成し馴染ませている最中でした。その為「間接音」が非常に多かったのを覚えています。

その後事務所のRCA箱システムも全てのユニットを総入れ替えしたり、アンプル類も総入れ替えしました。オリンパスシステムも更にユニットを追加したり、小型SPの総入れ替えと忙しくやっていました。

その後「ルシファーケーブル」を開発し、全てのシステムのケーブル総入れ替えと大変な作業をしてきました。

村井先生の恵まれている所は「奥様」の理解が有る点ですね。また先生と互角の鋭い「お耳」もお持ちのように感じました。こう云った「五感」に関する分野は本当は「女性」の方が鋭い嗅覚(聴覚)を持っているのではないだろうかと思います。お客様の中にも「奥様」の方が「音質」を確認されて購入する「決定権」をお持ちの方が少なく有りません。

折々に触れて読み返して行きたいと思っています。


来年の予定その4「合わせた効果」

2008年12月19日 | ピュアオーディオ

今週月曜日に試作SPケーブル SCS-Ⅹ を作り、その第2弾まで作成しています。その後「馴染ませる」様に毎日鳴らし込みを続けています。

前回までのSCS-Xはまだ「試作」ですので完成品では有りません。2種類のケーブルで「オンの音」と「オフの音」の組み合わせをしていますが、組み合わせの仕方がルシファーの時よりもっとこまめに出来ます。

自宅の707JのシステムとRCA箱システムではSCS-33をもう1本追加した7本で1本にする仕様が良いのではないか? 

オリンパスシステムはマルチアンプですので、低域のみ現状ルシファーに+SCS-33 1本の4本で1本にするのが良いのではないか?

と、色々と考えています。

SPケーブルの「断面積を増やす」事は「情報量のアップ」に比例します。どこまで大きく出来るかで「情報量」が決まります。その一方で「うまい使い方」を検討したいものです。

このSCS-Xと前述した「ハイルドライバー」と「ピラミッドのツィーター」、「オーディオグレードヒューズ」の組み合わせをしますとどこまで良くなるか???と楽しみです。

色々と試行錯誤をしながらさらなる「良い音」(良い音楽)を目指していきます。

もうここまで来ますとメーカーオリジナルでは決して出ない音になると同時に、メーカーオリジナルのSPは使えなくなります。耳が受け付けてくれないでしょうね。

この記事の内容も来年1月エンドには確認していることでしょう。


来年の予定その3「オーディオグレードヒューズ」

2008年12月19日 | ピュアオーディオ

昨夜と今朝残りの機器のヒューズ仕様を調査しました。これで手持ちの機器のヒューズの仕様を把握しました。M-100はブレーカー式になっているのでヒューズ交換はできないようです。

調査が終わりましたので見積もり依頼をお願いしました。

前回(2年前)はカイン・ラボの金メッキオーディオグレードヒューズで、その時の手持ちの機器は交換していましたが、その後機器の入れ替えが多くて手が回りませんでした。

自分なりに納得できるラインナップが出来て来ましたのでここで一度「総仕上げ」をしておきたいと思っています。


来年の予定その2「ハイルドライバー」

2008年12月19日 | ピュアオーディオ

現在ハイルドライバーを2セット手配をかけています。来年1月には入手できるでしょう。このハイルドライバーを#375とパラレルで使います。

前回この組み合わせのサウンドを聴いて「圧倒」されました。音数や質感が一変します。更に良くしようとしてハイルドライバーを1個壊してしまいましたので、中断を余儀なくされてしまいました。

探していたらebayで3個手配が付きましたので、2セット分を確保しました。自宅用とオリンパスシステム用に考えています。この結果が良ければRCA箱システムにも導入します。


来年の予定その1「ピラミッドリボンSP」

2008年12月19日 | ピュアオーディオ

オーディオフェア等で最新のSP達が最新のアンプ・CDPでドライブされいるのを聴くチャンスが有るが、「失望」する事の方が多い。

オーディオフェアでは限られた時間で「馴染み」の時間が取れないばかりか「ルームアコースティック」への対策も不十分なので、「SPの素の音」を聴く事を個人的にはしている。

個人的にJBLの2インチドライバー#375を使っているのでどうしてもこの375との比較になってしまうが、「音数」や「エネルギー」の面で375を超えるSPに出会えない。

アバロン、ティール、ESL、DD66000等食指が動かない。30年前のユニットに「性能」で負けているとしか思えない。

自分が知っている限りでは唯一#375を超える「音数」を出してくるのは「ピラミッド」のリボンツィーターです。このツィーターを使ってオリンパスシステムで組み合わせても、「音数」で375が負けてうまくバランスしない。この辺が悩みだったが#375の内部配線を「ルシファー化」した事でバランスが取れるようになって来ていると思います。

来年はこの「ピラミッド」のツィーターと「デッカリボン」(レビンソンタイプ)のツィーターを組み合わせて「高域」を形作ってみたいと思っている。

ピラミッドは「オンの音」、デッカは「オフの音」を出すので良い組み合わせになると思います。