Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ウルトラクラスの#375の完成

2008年12月01日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステムの#375の「伝送ロス」対策で、従来「化け物クラス」の内部配線をして「スーパークラス#375」にして使っていましたが、先日来準備していた「ウルトラクラス」への対策を完了しました。

さてその結果は・・・。すぐに音出ししただけで判る「より生々しいサウンド」で音数や余韻が相当数増えています。今回は「化け物クラス」の倍の線材を投入していますので、単純に2倍の能力を持っています。特筆すべきは「うるささが更になくなった=生のサウンドに近づいた」と云いましょうか「自然な」サウンドです。音圧も上がって入るようで今までにないバランスです。

低音の分解能も上がっているようで、高域との繋がりもより自然に近付いたと感じる音の密度です。音量はチャンデバのレベルで合わせられますが、「質」の合わせはユニットそのものを改善しないとできません。今回は中音の質が高域のグレードと対等になったと感じます。

内容は「企業秘密」ですので写真は有りません。通常の#375ではこんなサウンドは出ませんね。

JazzBer2007を聴いていますが、シンバルの音が非常にリアルです。ピアノの音もより太くなった様で「実在感」を感じます。まだエージング中ですのでしばらくこのままで確認を続けたいと思います。この結果だと残る2セットへも水平展開を考えないといけません。