若女将の捌きが見事。
全体を見てコンダクトを揮うが、
ピークの時間帯でも、声を荒げずに
平静に対応している。そして、よく働く。
驕らない老舗は盤石なのである。
場所柄、客の中には外国の方もいるが、
花番も外国語が困らない程度に操れるときた。
セサミフレーバー
プリーズエンジョーイ
などと軽々と言ってのける。
そんな隣のニホンソバ初体験で
ソワソワしている人たちの横で
いたずら心の納豆そばを注文。
もとい、当初よりこのメニューに惹かれていた。
東京の砂場系はあらかた行ったつもりだったが、
このメニューは盲点だった。
砂場らしいしっかりとした甘みがあるおつゆに納豆が映える。
ズルズルとしたオノマトペが、果たして隣の目の青い二人に、
初体験の異文化を楽しいと思わせる演出となっただろうか。
そんなことを考え、こちらが自然と笑顔をなれば、
その一部始終を見守っていたかのように、若女将に微笑みを返された。
さすがだ。
やはりここは身を委ねられる老舗である。
全体を見てコンダクトを揮うが、
ピークの時間帯でも、声を荒げずに
平静に対応している。そして、よく働く。
驕らない老舗は盤石なのである。
場所柄、客の中には外国の方もいるが、
花番も外国語が困らない程度に操れるときた。
セサミフレーバー
プリーズエンジョーイ
などと軽々と言ってのける。
そんな隣のニホンソバ初体験で
ソワソワしている人たちの横で
いたずら心の納豆そばを注文。
もとい、当初よりこのメニューに惹かれていた。
東京の砂場系はあらかた行ったつもりだったが、
このメニューは盲点だった。
砂場らしいしっかりとした甘みがあるおつゆに納豆が映える。
ズルズルとしたオノマトペが、果たして隣の目の青い二人に、
初体験の異文化を楽しいと思わせる演出となっただろうか。
そんなことを考え、こちらが自然と笑顔をなれば、
その一部始終を見守っていたかのように、若女将に微笑みを返された。
さすがだ。
やはりここは身を委ねられる老舗である。