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馬淵澄夫議員のブログが大変なことに

2010-09-12 23:54:05 | 国際・政治
民主党の馬淵澄夫議員のブログに、大変な数のコメントが集まっているようです。
一種の炎上、といった状態に近いかもしれません。


 支持表明!


民主党代表選について、菅センセーを支持することにした、というエントリー。
コメント欄は、その判断を残念だ、という声が圧倒的多数を占めています。

11日くらいからは、明らかに2chから来たような冷やかしのコメントも多くなってますが。。。


アレですね。
馬淵氏をこれまで応援してきた有権者の多くは、この代表選では小沢氏を支持していて、
馬淵氏もそういう判断をするものだという期待値が高かったってことでしょうね。

馬淵氏も小沢氏も、これまでの自民党政治からの脱却といったベクトルを
最も強く感じさせる政治家であった・・・というのは、自分の印象に過ぎませんが・・・

小沢氏に期待を持つ有権者は、それと同じ匂いを馬淵氏にも感じていたのでしょう。
それが、期待に反して菅センセー支持を表明したものだから、その失望感も大きかったという。

まあ、その中には馬淵氏を見損なったとか、もう支持しないとか、
感情的に暴力的な言葉を発しているのも多く見受けられます。

一時的な感情でそんな言葉になってしまったというならともかく、
本当にそう思っているのだとしたら、それは極端過ぎるのではと思いますけども。
ちと了見が狭くないですかね。

ま、この現象というのは、馬淵氏に強い期待を抱いていたという証拠でもあって、
その分、反動も大きいのでしょう。


アレですね。
FCバルセロナから宿敵レアル・マドリードに電撃移籍したフィーゴに対する、
バルセロニスタの反応、みたいなもんでしょうかね。
違うかな・・・


コメントの中には例えば、ネットでの反応を見ろ、そこでは圧倒的に小沢支持だ、
街頭演説の反応を見たのか、と言うのもありますが、それを根拠にせよってのはありえないでしょう。
政治家ならばこそ、外部の反応にとらわれず、自分自身で判断すべきだと思います。

いちいち選挙区の声を聞いてどっちが民意かな?なんて右往左往しながら判断を
しようとする議員より、よっぽど自身の信念にのっとった行動だと思いますけど。


そんなカンジで、菅センセー支持を表明した馬淵氏を非難するコメントで溢れているワケですが、
こんなコメントを見つけました。


 元気出してください。
 僕は中学生で選挙権持ってないのでどちらを支持するとかはないですが、
 一つだけ言えるのは、ここのコメントに酷い中傷を書き込んでいる人達は、
 とても残念な人達だということです。
 自分達は何もしていないくせに、他人の批判ばかりしている。
 中学生の僕から見ても格好悪いです。こんな大人にはなりたくない。
 こういう人達が現代の日本を悪くしていると思います。
 だから、そんな人達がいない世界を作るために、頑張ってください。


なんと清らかなコメントでしょうか。

この言葉の主は中学生ということですけど、、
本当に中学生かは知る由もありませんが、、
思春期の純粋さみたいなものを確かに感じますよね。


さて、かく言う自分も。
最初に馬淵氏の支持表明を知ったのはTwitterからだったのですが。

現代において数少ない、期待できるし信頼できる政治家だと思っていた馬淵氏が
菅センセー支持と知って、落胆したのは事実です。
小沢氏と一緒に日本を引っ張っていける政治家だと期待していただけに。


でもですね、一政治家が自分の考えで下した判断なんだから、
それはリスペクトしなければならないなと、残念ですけど納得するしかありませんでした。

ただ、そんな自分でも、政策比較から菅センセー支持を決めた、というのには
疑問を抱かざるを得ないのですがね。。。

政策面から判断したというのは一見、正しい判断の仕方のようで耳障りはいいのですが、
今回の代表選、それは果たしていかがなものでしょうか。

だってですね、菅センセーと小沢氏、一緒になってマニフェストを作ってきた仲なのですから、
政策自体の考え方に、そんな大きな開きがあるとは思えないからです。

そりゃ、そのプライオリティや手法、プロセスなどにハナシが及べば、
違いはあるのでしょうが、それは置いておいて。(置いとくの!?)
党内の代表を決めるだけなんですからね。

ですので、違いを見いだすとすれば、フィロソフィとか。
理念の確かさ、信念のぶっとさ、そんなところじゃないかと思っているのです。
それが実行力・突破力に繋がると思うのです。

そういった意味では、、、ねえ。。。


ま、菅センセーと小沢氏、どちらが勝つかはわかりませんが。。
どうなろうとも、今後とも馬淵議員にはご活躍いただきたいと、自分的には思っているのであります。