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タックルして止めるべき相手は他にいる

2018-05-15 23:05:41 | ニュース
学生アメリカンフットボールの試合で、日本大学の選手から悪質なタックルを受けて
入院していた関西学院大学の選手、精密検査の結果、神経への損傷はなく、
後遺症の可能性も低いということで、とりあえずよかったですね。

自分なんかは頸椎が良くなくて、椎間板ヘルニアなのですが、
こうなると基本的には治ることはなく一生のお付き合いになってしまいますのでね、
そんなことが関学の選手にもあの悪質なファール一つで起きてしまっては、
いかにも不憫ではないかと心配していたのですが。

でもまあ、だからといって悪質なタックル、その罪が軽くなるワケでもなく。

多くの方がそのときの映像をご覧になったかと思いますが、
パスを終えたあとで無防備な状態の関学大QBに、
日大の選手が後ろから猛タックルしたシーン。

こんなことが学生スポーツで起こるなんて、
いや、プロだろうが起こってはいけないプレーでした。

ケガどころか選手生命、もしくは日常生活に支障のある後遺症に
つながりかねない酷いプレーですよ。

ところが、当該試合においての選手や日大チームへのペナルティも
軽かったというか遅かったですし、このプレーが問題視されてからの、
関東学生連盟による日大のチームや選手に対する処分もちょっと甘いのでは、
と思わせるものでした。

日大といえば、関東のみならず日本でもアメフトをリードする存在で、
それだけアメフト業界内での影響力も大きいでしょうから、
そんな日大に対して協会や学連といえど、あまりモノを言えないというか、
忖度しちゃうような雰囲気でもあるのかもしれません。


問題のタックルですが、ソレを行った日大の選手は試合でその後も
ファールを続けていて結局は退場になってしまうのですが、
この選手個人の問題だったと言えるものでしょうか。

仮にその要素が大きいとしても、チームや指導者がこのことについて、
無言を貫ける筈はありません。ましてや選手は学生です。

なのに、日大チームの監督は雲隠れして姿を見せていません。
当然、監督としてのコメントも発せられておりません。

コレはもう、日大、チーム、そして監督はじめ指導者らの対応が酷いのはもちろん、
問題のタックルなどの悪質なプレーについて、監督が関与・指示していたのではないか、
との疑いを濃くするモノです。実際に、監督の指示だったとする報道もあるようです。


コレ、タックルされた選手は後遺症を患うほどのケガになっていたかもしれないのに、
この事態に対して真摯に向き合う態度が組織として指導者として見られないのは、酷いですよねえ。

酷いと思いますよねえ?

あれ、でも、この酷さって、他にも見かけますね?
組織のトップにある人物、もしくは疑惑の当事者が、逃げるまくるという。


文書の改ざんだったり隠ぺいだったりデータのねつ造にセクハラ、
そうした問題について記憶がないとか記録がないとかウソをつく、
はぐらかす、居直る、知らんぷりを通す。

政治の世界でも同様いやソレ異常に酷い、当事者・責任者の逃げが堂々と行われているのです。

ひとつ、特に政治の世界なんかでこんな無籍にと不正義がまかり通れば、
スポーツ含めて社会全体にソレが拡がり、社会全体が腐敗していくのです。

そんなことは止めなければなりませんね。

止めるには、そんな無責任で不正義で逃げをうつ連中にこそ、
強烈なタックルをかまさないといけないのです。

 
コメント
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