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Only the good die young

2018-05-18 23:15:25 | ニュース
歌手の西城秀樹さんが亡くなりました。
以前から脳梗塞を患い、体調はよくなかったらしいですが、享年63歳。
早すぎますね。

この訃報に際し、ヒデキさんの楽曲をYouTubeなどで見たり聴いたりしたのですが、
改めて彼のスーパースターぶりに圧倒されます。

ヒデキさんとともに新御三家と呼ばれた郷ひろみさんはかわいい系、
野口五郎さんは文学青年風美少年といった佇まいなのに対し、ヒデキさんのソレはワイルド系。

長身に色黒の端正なマスク、ソレだけでもカッコいいのに、あの歌唱力。
シャウトするような情熱的でダイナミックなボーカルに、アクションのような大胆な振り付け。

こんな人は他にいなかったですけど、その後はどうなんでしょうか。

自分は日本の音楽界に疎いのですが、ロックバンドなんかには、
ヒデキさんをフォローするようなボーカルスタイルのアーチストがいるのでしょうか。

まぁヒデキさんの存在感は圧倒的で、そのルックスからアイドルと言われることが多いのですが、
とにかく抜群に歌がうまかったなと改めて思います。

ヒデキさんをリアルタイムで見ていた子供の頃にソレに気づかなかったのは、
自分が世間知らずの子供だったからというだけでなく、おそらく自分が子供の頃は、
アイドルと言われる人たちもみんな歌がうまかったのですよね。

いつしかソレが、見てくれ重視になったのか、歌唱力などの芸は二の次のアイドルが
闊歩するようになってしまって、現在に至るのかなと思うワケですが。

いやもう、全くアイドルの敷居が下がったというか、アイドルの価値観が変わったというか。
今、アイドルと言われる人たち、そのプロデューサー達には、
今こそヒデキさんのアイドルの価値を噛みしめろと言いたいところであります。

で、この機会にヒデキさんのことをネットで見てみると、
代表曲「ヤングマン」は彼自身がVillage Peopleの曲を見つけカバーをやりたいと、
主張したのですが周囲は反対。

それでもカバー曲のリリースにこぎつけ、あの独特の振り付けも、
ヒデキさん自身が考えたとかで、結果、彼最大のヒット曲となったのですね。

このエピソードに、ヒデキさんが単なるアイドルというより、
アーチストの精神をもって活動していたのだなと思わされます。

音楽評論家の湯川れい子さんによれば、ヒデキさんはロックの歌唱を歌謡界に持ち込んだ、
ということですが、洋楽ファンのヒデキさんはレッド・ツェッペリンやフェイセズ、
ジャニス・ジョプリンなどが好きだったようで、ヒデキさんのボーカルやアクションには、
ロバート・プラントやロッド・スチュワートの影響があったのかと考えると、
なるほどと、腑に落ちるところはありますね。

それにしても、あのエネルギッシュなヒデキさんが、まだ63歳で病魔に冒されて亡くなるとは、
全く驚きですが、お悔やみ申し上げたいと思います。


さて、我らがアベちゃんは西城秀樹さんと同い年らしいですね。
あの下品なオトコがいまだこうしてのうのうとしてる姿を見るにつけ、
まさに、「早死にするのは善人だけ」という思いがしますが。

「見てくれ」ってことでは、副総理で財務大臣の馬鹿な阿呆センセー、
また余計な発言をしてくれたようですね。


 官邸注意も麻生財務相また暴言「見てくれの悪い飛行機が」

 麻生太郎財務相の“暴走”が止まらない。

 14日の衆院予算委員会で、国民民主党の玉木雄一郎共同代表の質問中に
 「自分がしゃべりたいんだよ、この人は」とヤジを飛ばした麻生財務相兼副総理。
 首相官邸から注意され、翌15日には安倍首相と「お互いに発言には注意しような」
 と申し合わせたばかりだが、16日も都内での自民党議員のパーティーで、
 またも「麻生節」が連続炸裂だ。

 麻生大臣はあいさつで、6月12日に予定される米朝首脳会談に言及。
 老朽化が指摘される金正恩委員長が搭乗する専用機イリューシン62型について
 「見てくれの悪い飛行機がシンガポールまで無事に飛んでくれることを期待するが、
 途中で落っこちちゃったら話にならん」とおちょくり、笑いを誘った。

 これで勢いがついた麻生大臣は、自民党が政権に復帰した2012年の総裁選にも触れ、
 「暗いやつを選ぶか、あまり頭の良くないやつを選ぶか。だったら、おなかの悪いのが一番いい」
 と振り返った。順に石破茂元幹事長、石原伸晃元幹事長、安倍晋三首相を指したものだ。

 「品位も知性のかけらもない」と切り捨てた玉木代表の発言の通りだ。


馬鹿な阿呆センセーと言えばコレまでもさんざんの暴言を吐きながらお咎めナシだったのですが、
この、「見てくれの悪い飛行機が」って、相手が北朝鮮であろうとも、
他国を小馬鹿にするような発言は、さすがにまずいのじゃないでしょうか。
というか、普通なら外交問題じゃないですか。

自分は閣僚がナニかやらかしたら、まず、辞任しろー、と考えるタイプではないですが、
さすがにこの発言は一発辞任でもおかしくないと思いますよ。

なのにまあ、相変わらずメディアも国民も追求が弱いようです。
こういう状態は、外国からはさぞかし異常に見えると思うのですが、
日本人は平気なのですかね。

というか、コレでも馬鹿な阿呆センセーが無傷でいられるのはどうしたことなんでしょう。


こんだけ暴言を繰り返す馬鹿な阿呆センセーは、自分からは調子に乗っていると言うより、
メディアや国民を試すゲームでもしてるのではないか、とさえ思えます。

つまり、俺ってどこまでの暴言でも許されるのかね?
と、本人が日本の社会を試しているんではないかと。

 あ、まだOKだ。じゃ、コレは?

みたいなカンジでですね。
要は、国民はバカにされてるってことなんですがね。

国民はいい加減、馬鹿な阿呆センセーにバカにされてる場合じゃありませんよ。


なんて一方、その馬鹿な阿呆センセーの、「セクハラ罪はない」発言を、
わざわざ閣議決定したそうですね。

要は、馬鹿な阿呆センセーの、オンナはセクハラされてなんぼだろ的な低俗な価値観を、
今の世界じゃマトモじゃない筈の価値観を、政府が擁護したってことですよ。

まるで社会への当てつけで、その態度を堂々と取ってるワケです。
こんな低脳で破廉恥な政府が他にありますか。日本人は大いに恥じなければなりませんよ。


で、財務省トップによるセクハラを受けたとされる社員を抱えるテレビ朝日が、
違法残業により労働基準監督署から是正勧告を受けていたとのニュースが入ってまいりました。


 テレ朝に是正勧告 36協定超す残業14~17年に3回

  テレビ朝日が社員らに労使協定で定める上限を超える長時間労働をさせたとして、
 2014~17年に3回、三田労働基準監督署(東京)から是正勧告を受けたことがわかった。
 18日、同社が取材に対し明らかにした。

 広報部によると、同社は残業時間の上限を「月80時間」とする労使協定(36協定)
 を結んでいるが、100時間を超えた社員がいた月が複数回あったことなどから、
 14年5月と16年7月に勧告を受けた。17年1月には、派遣社員が派遣元との協定で定めた
 上限を超える1日17時間の労働をさせたとして、勧告を受けたという。
 テレ朝では15年に死亡したプロデューサーの過労死認定が明らかになったばかり。
 だが、今回の勧告に関係したのはいずれも別の社員だという。

 広報部は「是正勧告を受けたことは事実です。労働基準監督署からの勧告を受けて、当社では、
 社員及び派遣スタッフの36協定の順守、長時間労働者の産業医面談など、健康確保措置の強化、
 管理職の勤務時間の把握の徹底のほか、年次有給休暇取得の奨励など、
 当社としての『働き方改革』を進めています。
 当社では、現在、全社を挙げて『働き方改革』に取り組んでおり、
 社員の命と健康を守るための対策をより一層進めて参ります」とコメントした。


ま、正直、マスコミでの労働実態はテレビ朝日に限らず、どこも大差ないとも思いますが、
こうしてテレビ朝日の問題として報道がされるというのは、官邸による謀略ですかね。

アベちゃんや馬鹿な阿呆センセー、彼らの支持者であるウヨなどは、
日頃から朝日新聞系列を敵視してるのを隠してませんからね。

で、財務省セクハラの件もあって、テレビ朝日を叩いてやろうと考えていたのではないでしょうか。
ソレを受けての残業是正勧告報道ではないかと思うのですがね。

妄想しすぎでしょうか。