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アベちゃんに見習ってもらいたい、皇太子さまの「守る」ということ

2015-02-24 00:15:08 | ニュース



これ、いい写真ですね。

家族水入らずの笑顔の風景というのは誰だっていつだって素敵なものですが、
皇太子さまご家族の喜びと愛に満ちた幸福を感じます。

23日は皇太子さまの55回目の誕生日で、記者会見にのぞまれました。


 皇太子さま:55歳の誕生日「正しい歴史伝承が大切」

 皇太子さまは23日、55歳の誕生日を迎えられた。
 これに先立ち20日に東宮御所(とうぐうごしょ)で記者会見し、
 戦争の記憶が薄れつつあることに触れ、「謙虚に過去を振り返るとともに、
 戦争を体験した世代から戦争を知らない世代に、悲惨な体験や日本がたどった歴史が
 正しく伝えられていくことが大切であると考えています」と述べた。

 皇太子さまは子どものころから、天皇、皇后両陛下と一緒に、
 沖縄戦が終結した沖縄慰霊の日(6月23日)、広島と長崎の原爆の日、
 終戦記念日に黙とうし、原爆や戦争の痛ましさを教わってきたことを紹介。
 今は長女愛子さまも両陛下から戦争の話を聞いているという。

 今年、戦後70年を迎えることについては「我が国は戦争の惨禍を経て、戦後、
 日本国憲法を基礎として築き上げられ、平和と繁栄を享受しています」とし、
 「本年が日本の発展の礎を築いた人々の労苦に深く思いを致し、平和の尊さを心に刻み、
 平和への思いを新たにする機会になればと思っています」と語った。

 また、この1年を振り返り、中東などで続いた武力紛争に「我が国国民を含め
 市民を巻き込むテロの事件がさまざまな場所で発生したことに深く心を痛めています」
 と言及。青色発光ダイオードの開発で日本人3人がノーベル賞を受賞したことにも触れ、
 「地道な研究の積み重ねと大学、民間企業をはじめ多くの方々の支援と協力から生まれた」
 と喜んだ。

 55歳は天皇陛下が即位した年齢にあたる。
 「身の引き締まる思いと共に、感慨もひとしお」と語り、
 今後も両陛下の姿に学びながら努力していきたいとの考えを示した。
 療養中の雅子さまについては「焦らず慎重に、少しずつ活動の幅を広げていってほしい」
 と思いやった。


正しい歴史認識の継承、謙虚に過去を振り返ることの大切さを述べられたとのことです。

こうした戦争への危機感と悲惨な体験、また、過去に犯した戦争責任、
それらを忘れずに遺していきたいとの想いとともに仰っているのは、
ややもすると集団的自衛権の行使容認やら自衛隊の海外での武力行使といった、
紛争・戦争へ加担しようとしているかのような現状への危惧ではないでしょうか。

そしてそれは、極右化して敵国を想定し挑発し闘うことを宣言し、
自衛隊の武力行使を目論み、更に武器輸出でビジネスにしようという、
戦争のできる国、戦争でやっていける国を目指しているかのような現状、
政権、そして日本全体を取り巻くそうした空気への警鐘なのでしょうか。

これまで政権が受け継いできた歴史認識を変えようとし、
世界に敵を作り、戦争にも前のめりになろうとするかのような、
アベちゃんにとっては耳の痛いお言葉だったかもしれませんね。


冒頭の写真で思い出したのですけど、皇太子さまは雅子さまに
「一生、全力でお守りします」とプロポーズされたのですよね。
そのお言葉を実践されているのだなと思います。

雅子さまへの批判めいたことも流れる中でも雅子さまをかばい、
気を遣っておられましたし、何より写真の幸福感がそれを物語っているようです。

人を守るというのは愛で包み込む、そういうことなのだなと感じます。

皇太子さまの雅子さまを守る、家族を守る、国民を守るのだという愛が、
記者会見でのお言葉になっているのだと思います。


アベちゃんもナニかっていうと日本の国民を守る、領土を守ると、
勇ましいことを言うのですが、そうやってけんか腰になるだけで、
国民への愛ってもんを感じないのですよ。

その先にあるのは戦争へ加担して米欧に認められたい身勝手な功名心と、
戦争ビジネス、その利権だけなんじゃないかという。

うーむ、いくらなんでもアベちゃんへの偏見が過ぎますかねえ。