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曽野綾子氏コラム抗議への産経の対応は如何に

2015-02-14 23:04:59 | ニュース



今年に入ってブログのポスト頻度がすごく落ちているのですが。

先月はじめにインフルエンザに罹患してから今もまだ体調が芳しくない、
ということもありますし、今年に入って職場での立場が変わってしまって、
なんか落ち着かないというのもあるのですけど、

それより、日々エントリーしようかなというテーマがあるにしても、
結局それってアベちゃんへの批判や不満ばっかりになってしまって、
そのたんびにエントリーを書くというのも代わり映えしなさすぎだし、
自分としても飽きるなあ、ということもありましてね。

なんですかねぇ。

そんなカンジで、日本は政府もそうですが国民の大半もなんか変な方向に
向かっているようで嫌になりますね。


政府はとにかく持論ゴリ押しで沖縄の辺野古基地移設に向けて、
住民の態度は無視で工事を強行しています。
荒っぽい揉め事にもなっているようです。

原発は福島第一原発事故の検証もどこへやら、
世界最高レベルの安全基準とやらで再稼働へまっしぐら。

311の後、日本人の多くは、こんなに電気を使わなくてもいいよね、やっていけるよね、
と考えた筈なのに、事故が起きたときの対処のしようもないまま、再稼働です。


イスラム国の人質事件では、アベちゃんのイスラム国攻撃支援表明が
きっかけとなったのは明らかで、またそれに対処する政府の行動も
ホントに日本人を助けようとしてるんだかわからないどころか、
やる気ないだろ?と思わせるものでしたし、
国民もまた、人質となった本にの自己責任と言う始末で。

こういう、自己責任論ってのは今に始まったことでなく、
小泉純ちゃん政権時の人質事件でも起きましたがね。

一般国民の自己責任論はともかく、政府がこうした事態に何もできない、
いや、ナニもしようとしなかったのではないか?というか少なくとも、
日本人救出に何の成果も挙げられなかった対応に対し、
もちろんきっかけとなったイスラム国への挑発といった政府に対し、
ほとんど責任を追及する気配が見られません。
テロは許せない、テロには屈しない、と言うばかりです。

そして、この事件をきっかけにし堰を切ったように、
憲法改正やら集団的自衛権の行使やら、
武力行使に向けて法整備などが進められているようです。

こうした政府の対応についてメディアが追求しようとすると、
政府の批判をするなといった声まで聞かれます。

メディアが権力を批判する姿勢を捨ててどうするのでしょう。


権力を批判する牙を捨てた大マスコミというとまず、アベちゃまのNHKと、
臭い!汚い!カッコ悪い!でお馴染み、3K新聞ですが。

その3K新聞、全体的な論調、社説やコラムが気持ち悪いのはいつもですが、
この度はまた特に炎上しているコラムがあるようですね。

「労働力と移民」と題した曽野綾子氏のコラムなのですが、
これがなんですか、移民は便利な労働力として輸入はいいが、
住むなら居住区を作って隔離しろ、仕事が済んだら帰ってもらえ、
みたいなことのようで、一部ではアパルトヘイト推奨といった論調ではないか、
差別ではないかとツッコミを受け、南アフリカ大使やNPOらの抗議が
曽野氏と3K新聞にあてられているようです。

で、3Kに掲載されたコラムとやらを読もうと思ったのですが、あら?
3Kのサイトでは見つかりませんよ・・・ 削除されたのでしょうか?

かわりに、抗議があったことについて3Kの言い分が掲載されてました。


 曽野氏コラムで南ア駐日大使が本紙に抗議 

 (前略)
 小林毅産経新聞執行役員東京編集局長
 「当該記事は曽野綾子氏の常設コラムで、曽野氏ご本人の意見として掲載しました。
 コラムについてさまざまなご意見があるのは当然のことと考えております。
 産経新聞は、一貫してアパルトヘイトはもとより、
 人種差別などあらゆる差別は許されるものではないとの考えです」


「コラムについてさまざまなご意見があるのは当然のこと」ですってよ。
居直ってますね。ま、表現の自由(笑)ですしね。


はあぁ、そうですか。

以前、ユダヤ陰謀論を説く書籍の広告を掲載した件では、
ユダヤ系団体・サイモン・ヴィーゼンタールから抗議を受けた際、
即座に反応し謝罪の紙面まで設けるという平謝りようだったんですがね。


 戦争犯罪を否定する“歴史修正主義者”産経が「ユダヤ」の抗議に全面降伏した理由


韓国や中国からの抗議は撥ね付けるっていうのにね。

さて、今回はどうでしょうか。
 
コメント
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