即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

悲しい出来事

2009年12月19日 10時47分05秒 | 友達・絆
以前何度かこのブログで、彼のこと、彼のレストランのことを取り上げたことありました。

昔からずっと親しくしていたレストラン経営者の友人が急逝しました。

クライアントや仕事関係の人、知人友人も含め、ずいぶん連れて行きました。

いつもOLなど若い女性で混んでいたけど、僕らが行くと隣に座って一緒に飲んで話していました。

ずいぶん前に大手外食企業を辞め、自分で店を出し頑張っていた彼を応援しようといろんな人が顔を出していました。

最近体調良くないと言ってたのだけど、普通にお店に出ていて、お店で眠るように静かに亡くなったとのことです。

クライアントを連れて行き、一緒に飲みながら外食不況などの話をしたのはほんの三週間ほど前のこと。

僕よりも年下ですし、人の運命は本当にわからないです。

自分で必死に作り上げたお店で働きながら息を引き取るというのは、ある意味幸せなのかなとも思いますが、あまりにも早過ぎます。

二号店を出したいと言っていたけど、かなわなかった。
他にもまだまだやりたいことがあったと思います。
あの店の若いスタッフたちにとっては、どれだけ大きな存在だったことか。

彼のファーストネームは字は違うけど11年前に亡くなった僕の父親と同じです。
そして亡くなった日が父の命日と一緒というのは何という偶然なのでしょう。

悲しい週末になりました。
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地域になじむこと

2009年12月18日 09時48分02秒 | 
草津一の観光名所、湯畑のそばにあるセブンイレブンです。

ロゴも店舗デザインも違うし、地域に密着、貢献しようという姿勢に溢れてます。

二階はかなり広い無料休憩所。
広い窓から湯畑を眺めながら買ったものを食べたりしてゆったり休むことができます。
子供用の椅子もあるし、きれいで広いトイレもある。

ということで、別の意味で人気スポットになってます。
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町の共同浴場・その2

2009年12月17日 17時27分32秒 | 
『寒いですねえ・・。』

『そうですね。なんか雪がチラホラ降ってきたみたいですよ。』

初めて会う地元のおじさんと笑顔で挨拶して、鳩山首相のこと、不況のこと、松井のことなど世間話をしながら温泉に浸かる。

いやあ、最高でスパ。
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町の共同浴場

2009年12月17日 17時26分49秒 | 
草津にはこんな感じの共同浴場が18ヶ所も。

毎日地元の人たちがきれいにしてくれてるので、観光客でも気持ちよく入れます。

湯畑の近くの共同浴場は観光客もかなり来てますが、ちょっと離れたところは空いてるし、ゆったりできます。

それぞれ源泉も違うし個性があるので楽しいです。
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現場主義・その2

2009年12月17日 11時46分37秒 | 
この橋の形。

Yは八ッ場ダムのイニシャルだそうです。
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現場主義

2009年12月17日 11時46分13秒 | 
鳩山政権支持率下落の中、八ッ場ダムのその後の状況視察のため現地を訪れました。

現地の反対の声がかなり高く前原さんも逡巡してるようだし・・・。



というのは大嘘で、単に冬の温泉を楽しみに来ました。

かなり雪に覆われた草津は本当によいとこ、です。

『泉質主義』、がキャッチフレーズ。

濃密で、ピュアで、滑らかで。

体の奥まで滲み渡ります。
毛穴を通して体の中心にどんどん溶け込んできます。

毎晩のように酒浸りで疲れた体をしばし骨休めします。
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シンプルがプリンシプル

2009年12月16日 22時01分17秒 | ブログ
いつも長くなっちゃうんだよなあ。

短く、シンプルに、本当に言いたいことだけをわかりやすく書きたいといつも注意しているんだけど。

しかし、書いてるうちにいろいろ途中で脱線したり、回り道したりして。

同じこと、違う言い方でくどくど説明したり。

川島さんのようにすっきりシンプルに行きたいんだけど。

簡潔に、余計なことは何も言わず、ズバッと伝え切れたらいいと思うし、毅然と思い切りの良いシンプル主義にしたいな、と、常々思っているのです。

どうしても悪い癖でなかなかできない。
わかっちゃいるけどやめられない。

ということでちょっと思いついて、昨日の羽生名人の記事もそうだけど、最近の風屋さんのように携帯で書いてみることにした。(リンク貼れないけど。)

これなら長文は無理だから短くまとまるはず。

まとまるかどうか、面白いかどうかは別にして、読みやすくなるのは確か。

時々やってみることにしよう。

少しずつシンプルにできるよう努力していこう。
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孤高の棋士

2009年12月15日 21時58分01秒 | 将棋
週刊将棋買いました。

11月の全棋士の成績が載ってました。

フリークラスを除いて一ヶ月間で一局しか対局してない棋士が18人もいる。

そして、一局も対局無しの棋士がただの一人だけ。

暇を持て余す無名の棋士かと思いきや、
なんと羽生名人なんですね、これが。

玲瓏管理人さんも仕事上がったりですね。(笑)

一流棋士たちは皆、月に何局も(豊島五段9局、森内九段8局など)骨身を削り一喜一憂してるというのに、対局ゼロとは!

取材やイベントなどで忙しいのでしょうけど、挑戦者の決まった王将戦に向けて、また来年の不惑の年に向けて、充実感に満ちた時間を送っているのだと思います。
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天国体質

2009年12月15日 00時20分26秒 | 雑感
先日行った鶴岡秀子さんのセミナー。
こんな楽しい話を聞かせてくれたのでご紹介します。

★「天国」と「地獄」は同じ場所
─────────────────────────────
みなさんは、「天国と地獄が同じ場所だ」というお話を聞いた
事がありますか?

私は、ずいぶん昔に聞いた事があります。どこで聞いたかは忘
れてしまったのですが、きっと法事か何かでお寺のお坊さんか
ら聞いたのではないかな?と思います。

そのお話によると、実は天国と地獄は同じ場所なのです。皆さん
は、まったく違う場所だと思っていますよね。たとえば天国は、
お花畑のあるキレイな場所。地獄は、血の池があったり針千本が
あったりして辛い場所。というのが、一般的なイメージでしょう
か?

でも、私が聞いた話では、天国も地獄もまったく同じだと言うの
です。そこには、3メートルくらいの大きなテーブルがあって、
端から端まで届くような長~いお箸が置いてあります。そして、
テーブルの上には美味しそうな食べ物が、一杯あるのだそうです。

地獄にいる人たちが、そこでどうしているかというと、その長い
お箸を使って自分で食べようとするから、上手に食べる事ができ
ずに全部食べ物が落ちてしまうのだそうです。それで、下に落ち
た食べ物は消えてしまうそうなのです。「手で食べちゃいけない
ルールがあるのですか?」と今思えば聞いておけば良かったので
すが、聞きそびれてしまいました。

それに対して、天国はどうかと言うと、まったく同じ大きなテー
ブルに長~いお箸と美味しそうな食べ物があるそうなのですが、
その長いお箸を使って自分の反対側にいる人に「お先にどうぞ」
と言って、食べさせてあげるのだと言います。すると反対側の人
も、「ありがとうございます。次には、あなたがどうぞ」とお互
いに皆で食べさせあっているというのです。

この話を聞いた時に、私は「ハッ」と気づきました。
「人間と言うのは、同じ状況にあっても”天国“にしてしまう人
たちと”地獄“にしてしまう人たちがいる。つまり天国体質な人
と地獄体質な人がいるのだ」と。だったら、天国体質で生きるべ
きだと思ったのです。
─────────────────────────────
いいでしょ、この話。
同じ場所にいても、同じ環境であっても、
心持ちひとつ、心がけひとつで、天と地の開きが出てしまう。

ずっと文句を言っている人。
怒ってばかりいる人。
どうせ同じなら、あきらめる。忘れる。良く捉える。楽しんじゃう。
勘違いしちゃう。いい方に信じ込んでしまう。あっけらかんと騙されてしまう。

ちょっとしたことで、幸福と不幸が決まる。
いつも落ち込んでいる人といつも笑顔を絶やさない人。

どっちが勝ちだか負けだか。
メンツもプライドもない。
肩の力を抜いて、立ち止まって考える。

すぐに自分本位で、狭い視野で考えない。
いろんな見方もあるし、相手の身になって考える。
それぞれの人のいろんな事情、人生。
大局観を持って俯瞰で見て判断する。

はい、あなたがどうぞ。いつでも、お先に、と普通に言える。
エレベーターでも、満員電車でも、車の運転でも。

そんなことが自然と当たり前のようにできる体質。
身に付けたいですね。
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無駄な消耗戦

2009年12月13日 21時24分00秒 | 仕事
各種デパ研関連記事の酒席ではなく、首席コメンテーター、とらんとらんのコメントをまた使わせてもらいます。
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最近の物価下落は、本当にひどいですね~^^;
デパ研でも言っていた、安いものを求めすぎるにも限度があると思います。
本来、コストは掛かっているのにそれを主に従業員の人件費で相殺していく悪循環のスパイラルに見事にハマっているというか。。

数日前にTV(関西系です)で「安売り弁当」の特集をしていました。
冗談抜きで安すぎるのです・・・。
安いだけでなく、内容も「ホンマに?」っと叫んでしまうくらいに充実しています。
おそらく大手コンビニでなら、700円くらいで売っても良いかと思う弁当が「なんと250円!」です。
その日限定でなく、毎日ですよ。

その店のオーナーと従業員のおばちゃんが、インタビューに答えてました。
オーナー「従業員には2~3人分の仕事をしてもらいます」って普通に言ってました。
おばちゃんはカメラがあるからニコニコしながら「やりがいがあるね」とか言ってましたが、本当のところは「いい加減にしぃや!」って、思ってるのではないかと(汗)
従業員を酷使しまくるオーナーは「資本論」を地でいくモデルケースにさえ見えてしまいました^^;

もうトヨタだけでなくあらゆるところで「乾いた雑巾を絞って」利益を出そうとして・・・というか、利益が出れば良いけど、私の目には単にみんながそうしてるから、自分もしなければ生き残れないという狂騒に駆られているように見えます。

どこかが始めると、みんなが一方向に流れてしまうのは、日本人の悪い癖というか、習性なんですかね?
指摘されているように、結局は自分の首を絞めていることが、わからないんでしょうか?

何年か前に「ミートホープ」の事件がありました。
あの「開き直り社長」の事件です。
許される事件ではありませんが、私は唯一、あの社長の発言で「それだけは、社長の意見が正しい」と思ったことがありました。

「半額セールで喜ぶ消費者にも問題がある」という部分だけにおいては、安ければ「全てが善」であるという概念に釘を刺した発言でした。

私も決して裕福ではないですが、常識から逸脱しないような消費を心がけて、生活しています。
コストが掛かっているものには、きちんと対価を支払いたいものです。
そうでなければ、仕事をしている人にやりがいとか、充実感を還元してなければ、生きてても楽しくないと思うんです。

少しでも早く、無意味な消耗戦が終わることを願っています。
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ほんと、よくわかりますし、共感しますよね。

しかし、世の中、皆挙ってこの消耗戦に参戦しているようですし、参戦しないともう後がない、他に道はない、ということのようです。
とらんとらんさんがうまく言ってますね。
「自分もしなければ生き残れないという狂騒に駆られているように・・」

「いち抜ーけた!」「自分は自分。」
「みんながおんなじようにしてるのってなんかおかしくない?」

って、なんないと。
こういうところは日本人的な呉越同舟、何事も集団主義は嫌いです。
欧米風のGOING MY WAY、個人主義がもっと幅を利かすべきだと思います。
「出る釘は打たれる」風な日本的な社会では、なかなか独創性とかベンチャービジネスの風土が育っていかないのですね。

以前書いた、勝間和代さんの「子どもサッカー」の記事を思い出しました。
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子どもサッカーとは、
戦略性もなにもないまま、
ひたすらボールを追いかけて、
ゴールを目指すような、
子どもたちが行うサッカーのこと。

幼稚園や小学生くらいの男の子たちが野原でやっているようなサッカー。

チームワークも何もなく、とにかくひとつのボールをみんなで追いかけている。
ひたすら単に目の前のボールを追いかける。
ボールを追いかけるという流れに疑問を持たない。
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低価格、というひとつのボールを皆で追いかけている。

つい先日の日経の記事。
すかいらーくの社長の言葉。
「外食産業は10月以降二番底に入った。
減税やエコポイント制度で車や家電の耐久消費財の買い替えが進み、外食まで回らなくなった。」
「今回はかつてない価格引下げの圧力を感じる。生き残るにはさらなる低価格に移行するしかない。」

まあ、そうなんでしょうけど、
今回はかつてない価格引下げの圧力を感じる、ってどういうことなんでしょう?

消費者に聞けば、もっと安い方がいい、とか、家計は苦しいので外食も控えなければ、と言うに決まっている。

皆、給料が下がっている中で、自分たちの生活を少しでも豊かに、レベルを下げずに、気持ちだけは沈まないように、と工夫したり再構築しているところだと思う。

「価格引下げの圧力を感じる」って、どんな圧力なのかな?
単に、現状のメニューやサービスでは、お客が来ない、売り上げが上がらない、と言う事じゃないのかな。

ここの部分の本質が曖昧な気がします。

そしてもしかしたら皆いい気になって、商品や店などを作りすぎて、需要をはるかにオーバーした馬鹿げたゲームをしているのかもしれない。
そうであれば、いくら真剣に勝負をしたところで、多くの敗者や退場者が出ざるを得ない。
いくら企業努力して、知恵を絞って、汗を出したところで、ほんの一部しかビジネスにはならない。

「もっと安ければ買います。買えます。」
という消費者の強い要望を斟酌しなければいけない、そこにビジネスチャンスを見出していく、という企業サイドの判断ももちろんわかるけど、基本は消費者の生活の中における『値段も含めた価値』、ということですよね。

であれば、価格価格ばかり言ってないで、
『今回はかつてない「価値ある外食」を求める圧力を感じる。』
ということではないだろうか。

外食のマーケットの中だけの戦いでなく、少なくなった財布の中味を、車や家電やすべてのものとの分捕り合戦、という構図がますます激しくなってきたんでしょう。

どちらにしても、安ければいい、安いものが求められている、ということだけでなく、「外食って楽しいよ~」というメッセージと「車っていいよ~」というメッセージの強さ比べの戦いがこの局面における勝負のポイントなのだと思う今日この頃です。
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