突然ですが、保護者のみなさんは
一京円と一兆円の違いってどのくらいか
具体的にイメージできますでしょうか?(^^)
小学3年生くらいまでにご家庭で
ぜひ、やっておいていただきたいままごとがあります。
それはお買い物ごっこです。(^^)
おもちゃでもリアルなお金でも良いので
とにかく、実際に代金とお釣りのやり取りをして欲しいのです。
たとえば30円のものを買うのに、手元にある
どの種類のお金を使うのか、っていうのは
数の量的感覚を身に付けるのに最適です。
30円の品物を、10000円で支払ったとすると
9970円のお釣りになります。
これは繰り下がりの感覚を付けるのに非常に良いですね。
また、10000 と 30 のボリュームを感じ取れるのが
すごく良いのです。
また、続けていくうちに、30円の品物に対しては50円で
対応した方が、お釣りが少なくて済む、という感覚ができます。
この時、計算をさせようとかしないでも大丈夫です。
おうちの方が計算してあげてください。
(計算機を使ってでも良いです。)
計算力を付けるのではなく
数のボリュームを感じることが目的だからです。
一見、「なんでそんなことを?」って
思われるかもしれませんが
数のボリューム感のない生徒さんが実に多いのです。
具体的に言えば
100と1000と10000の違いがどのくらいなのか
ピンと来ていないのです。
(大人でも一京と一兆の違いにピンと来ないような感じです^^)
一万や一億の位の学習が本格化する小学3年生までに
何度も何度もやっておきたいのが
「数のボリューム感覚を付ける」と、いうことです。
お買い物で、足し算や繰り下がりの計算をできるように
したいわけではありませんので、お間違えの無いように!(^^)
計算はむしろしない方が楽しんで出来ると思います!