NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

力のつく指導を心がけています

2011年11月30日 23時56分10秒 | 指導方法
生徒のを指導していて一番やってはいけないのが

「講師自身が解いてしまう」ということ。

これだけは絶対に避けたいです。
すごい難問をズバッと良い切り口で解説しようものなら
子どもたちからは拍手喝采(とまでは言いませんが・・・)
「さすが、先生!」なんて言いながら感動することでしょう。

でも子どもたちに力がついたかどうかは疑問です。
むしろついていないケースが多いです。
「なるほど~!」というところまでは行っても
実際に自分の力で類題が解けるようにはなっていません。


ここが大きな問題点なのです。
講師が解いて見せるショーではありませんから
本当に気をつけなくてはいけません。

できる生徒ほど、放ったらかしくらいでちょうどです。

僕は、完全受け身姿勢の生徒には絶対教えません。
答だけを知りたがり、プロセスをノートに取ろうろもしない
生徒には途中で説明もやめます。
(もちろん何度か注意やアドバイスはします。笑)


不親切な方が力がつく場合が多いです。
ですから、あえて教えない事も教育・指導の1つなのです。