NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

先人の言葉をどう受け取るか

2007年06月25日 12時03分29秒 | メンター
人生はよく登山に喩えられる。

山を登りきるには日々コツコツと「うさぎとかめ」のかめように
一心不乱に前を向いて歩いていくことが大事である。
当たり前のことを今さら書くつもりではなかったのだが、、、

今朝、県内に塾を開校されるオーナーさんと話していて
「先人の教えを素直に聞くことが出来れば遠回りをしなくてもすみますよね。」
という話になった。

どんな状況でも自分に起こるすべての現象はすべて必要だから起こっているので
「もし、あの時に●●だったら・・・」などと考えるのはナンセンスなんだけど
後から登る人に同じ失敗をさせる必要はない。

だから僕は生徒に対してもそうだけど
その人に必要な情報はすべてお伝えするように心がけている。
逆に、「まだ必要ないな、」と思うときは、回り道で遠回りのようであっても
その道を経験してもらうようにしている。
それが一番「近道」になるからだ。

地道に積み上げていくことも大事だが、どこから積み上げていけばよいかを
アドバイスしてあげられれば、もっと効率的に登山ができる。
先に登った人が
「あそこはがけがあるから危ないから、遠回りでも迂回していきなよ。」
とアドバイスされたことをどう受け取るか。

自分もまた然りだ。