NAGAHAMA NOTE

日々、学習塾を運営していて感じることを塾長、永濱が綴っています。

別解を考えてみよう!

2009年05月23日 23時49分22秒 | 指導方法
うちのパズル教材でお世話になっているりんご先生が

YouTubeで洛南高校附属中学の過去問を解説されています。

(リンクをクリックするとYouTubeの画像が流れます。)


受験をするならこういうことを知っているのと知らないのでは
大きな差が生じます。無料で配信されるなんて・・・
さすがですね(笑)


と、言うよりもどうでしょう。
こういう解き方もあるんだ~と考えられることが
すごく楽しいと思いませんか?

こういうことが日々の学習の中にいっぱいあります。
算数や数学、物理などは問題集などの解答に書かれている
解き方よりももっとおもしろい解き方がいっぱいあったりします。
俗に言う、「別解」を探してみるのもおもしろいものです。

僕が受験生に指導しているときによく「別解探し」を
してもらっていますが見つかったときの子どもたちは
すごくイキイキしています。楽しいんだなぁ~って思いますね。


りんご先生のように楽しい解き方を撮れないかもしれませんが
僕も理科を少しアップしてみようかと思っています。
定期テストが終わったら早速、取りかかろうと思います。

新指導要領で暫定開始される小学生英語

2009年04月01日 23時55分57秒 | 指導方法
今年度より暫定的に小学生英語が始まります。
各方面で賛否飛び交っておりますが僕は賛成派です。
でも、どうせやるなら高学年からではなく1年生からやるべきです。

それから目的をはっきりさせることです。
前にも書きましたが、我々日本人が勉強している英語は
劇の台本を暗記しているようなものなので、時間と共に忘れてしまいます。

このままではまた、テストばかりに気が行ってしまうという
ただの「教科」になってしまいます。

日々の英語の学習が目指すべき事は
センター試験で満点を取れるようにさせることなのか
それとも日常会話で、相手のことを理解し
自分の思いを伝えられるように語学として習得させることなのか。

これらの目標をもっと明確にし、大胆な変革をしていってもらいたいと・・・
そうなる事への期待から賛成とさせていただきたいのです。

実際、上の子は1年生の頃から毎日学校の授業で英語を習っているせいか
ちょっと難しい英語の歌を聞いていても、ちゃんと聞き取れています。

目標は6年生になったら英語で友達と口喧嘩が出来るようになること、
なのだそうです。

出来れば毎日、低学年から始めていけると良いのになぁ~と思います。

なんと言っても自立学習!

2009年02月02日 23時42分36秒 | 指導方法
私立高校受験が始まりました。
本命の子も滑り止め併願の子も持っている力を
出し切れますように!祈っています。

この入試シーズンが終わったらいよいよ新学年として
次の体制が始まります。
何度もこのブログにも書いていますが、来年は今年以上に
「チェックアンドチェック」を大事にしていきたいと思います。

特に高校生の授業は毎回の達成感をなかなか感じることが出来ずに
います。教科の奥が深いので中学までのように簡単にはいきません。
すべてを塾で押さえることは到底無理です。

やはり自宅での学習、つまり自立学習がどうしても重要になってきます。
高校生になると、その必要性に嫌でも気付かせられます。

うちの塾生は、毎年高校に入ってから伸びてくる生徒がたくさんいます。
中学の間は学年で30番とか、40番といった順位(上位30%くらい)なのに
高校では10%に入るくらいの成績を取ってきます。

その子たちに共通しているのは「自学」ができることです。
遠回りのようにも見えますが、やっぱりなんと言っても
「自学」自立学習だと思います。

ですから3月後半辺りから自立学習を促しつつ家庭学習を出し
塾ではチェックをする、という体制を整えていきます。
指定校推薦、公募推薦、AO入試なども盛んになってきています。
普段の努力、不断の努力が実を結びますからね。
がんばってコツコツやっていきましょう!




早いもので2009年も、もう2月です。
毎月1日に安曇川教室に盛っている盛塩を交換するのですが
今月は3日の旧正月を堺に交換しようと思っています。

メンタル面の勝負では・・・

2009年01月19日 23時49分09秒 | 指導方法
絶対負けられない!と思って戦いに挑む人と
絶対に勝つ!と思って戦いに挑む人とではどちらが強いのでしょうか。
体力や戦術など、ほぼ互角とした場合、勝つのはどちらでしょう。


センター試験が終わり、それぞれの結果を聞いていると
ある程度自分の持っている力が出せた人と、そうでない人と
まちまちの結果となりました。
残念ながら普段持っている力が発揮できずに
悔しい思いをした人が何人かいました。

極度な緊張をしてしまう時、自分でも信じられないくらい緊張する時は
自分のためでなく、誰かのためとか、期待が重荷となっていたりすることが
多いものです。

大人で言えば結婚式のスピーチなどがそれにあたると思いますが
「失敗できない」と思う気持ちが強い時ほど人は緊張するようです。

つまり要因は「失敗」をイメージしてしまっている点です。
成功しよう!と思う気持ちと失敗したくない!という気持ちは
一見同じように見えますが実は全然違う結果を引き寄せてしまいます。

僕は今回、それを改めて知らされました。
昨年、森先生にご講演いただいた際にある程度、頭では理解していた
つもりでいたのですが、それが確実に証明されました。


普段から勉強の時に「どうしよう!」「やばい!」と言うのが
口癖になってしまうと、試験中にどうしてもその癖が出てきてしまいます。
試験中に「やばい!」とか、「どうしよう!」という焦りが
出てきてしまっては致命的です。
結局、実力が発揮できないという結果が出てしまいます。


さぁ、でもここからが次の勝負です。
同じ過ちをしないように、メンタル面も鍛えていきましょう。
これからしばらく私学受験対策になってきますが
「合格したい!」という気持ち、もっと言えば「合格する!」という
気持ちでがんばってもらいたいです。

「もう、落ちるわけにいかない」とか、「やばい!あとがない!」と
「不合格」を意識することだけは絶対避けてあげたいです。

「いける!」「大丈夫!」「うかる!」と、ポジティブな口癖を
意識していきたいです。
これは僕たちコーチの務めだと思っています。
これから毎日、そんな言葉がけをしていきます。



冒頭の答えですが、正解は言うまでもありませんが
「負け」を意識している側の負けです。
負けるわけにいかない、ではなく、なんとしても勝つ!の
方が「勝つイメージ」を抱いているので勝ちやすくなるのだそうです。

持っている力を最大限出すために!がんばるぞ!

うちの高等部について

2009年01月07日 23時35分30秒 | 指導方法
今週いっぱいは冬期講習会ということで進めているのですが
学校は今日から始業式で、早速学校のプリントの質問を1人の生徒が
持ってきて質問していました。

ちょっとやそっとでは解決しそうになく、しかも時間もなかったので
こんな時は「京大個別会」ということで早速つなげてもらいました。
ものの10分程度だったのですが本人は大満足していました。
(孝橋代表、ありがとうございました。助かりました。)

うちの高等部は、教室の講師、ベリタスによる本格授業、京大個別会
この3つが柱になっています。
どれももちろん個別指導対応になっていますので自分のペースで
進めていくことができます。

ところでこの「自分のペース」は一見、良いように見えがちですが
ある程度、引っ張っていってくれるペースメーカーが要ります。
でないと下手するとドンドン置いてけぼりになってしまいます。

少し気がゆるみがちなのが高校1年生なので、気をつけたいです。
部活や私生活を優先してしまいがちな年頃なので・・・
面談したりしてやる気にさせるのは我々講師のアナログになります。

便利なインターネットを使った画期的な指導 1

2008年12月11日 23時54分25秒 | 指導方法
今日、本当だったら京大個別会での指導のあった生徒が
お休みなってしまいましたので急遽、高校3年生の受験生に
体験してもらうことになりました。
終了後、緊張したようでしたが結構気に入ってくれたことと思います。


ぜひ受験生にはこの京大個別会はオススメです。
京都大学の講師サポートを完全マンツーマンで教わることのできる
このシステムをうまく利用していってもらいたいです。
何よりも講師があのあこがれの京都大学生なのですからテンションも
上がってくることでしょう。

ところでご好評をいただいている京大個別会ですが
これで実質、「講師の確保や指導の質といったいわゆる準備面での
負担が大きく軽減されることにもつながります。


特に田舎の方は人材不足でお困りではないかと思います。
うちもそうです。非常に困っていました。
それが、この京大個別会で解決です。
便利な世の中になったものですね。

ベリタスでみんな力をつけてきています

2008年11月25日 23時59分22秒 | 指導方法
先日から高校生の模擬試験の結果を見せてもらっているのですが
ベリタス効果がいよいよ顕著に出始めて来ていることを再認識しました。

また今は、公募推薦の時期なのでみんな短期間のうちに一気に
講座を受講し続けています。その成果もだと思います。
(特に今、受講している生徒にはピッタリのレベルなんだと思います。)
ラストスパートも兼ねてセンター試験まであと50日弱をこのペースで
突っ走ってもらいたいです。

それにしてもベリタス、すごいですね。さすがプロの授業です。
短期で集中して受講すればするほどその効率の良さに驚きです。
受験が近づくにつれて受験生の緊張感も高まってきました。

来年度は少し、外部生の募集もできるかもしれません。
(まだ未定ですが・・・)

多少、無理でも・・・

2008年11月07日 22時42分29秒 | 指導方法
先週末にちょっと無謀とも思える課題をある受験生に課しました。
その締切が明日なのですが、どうやら達成しそうな感じです。
また、ある生徒にも少し無理があるかな?と思いながら課題を課しました。
その生徒も何とかやりきれそうです。

今日、ベリタスの坂木先生にお誘いを受けてベリタスを導入されて
これからやっていこうとされているオーナーさんたち3人とお話させて
いただきました。

高校部について本当にいろいろなヒントをいただいたのですが
やっぱり僕と共通していたのは
「そこそこの学力があったとしても、難関大学へ行こうと思うのならば
 絶対これだけはやらなくちゃいけない、という量をこなさなくちゃいけない。」
という、何とも当たり前なことに行き着いたことです。

ドラえもんの暗記パンや、魔法のステッキがあって
魔法で学力アップなんかができれば良いのでしょうが、そんなの
あるわけがありません。

つまり、じっくり時間をかけてコツコツとやって行かなくちゃ
行きたい学校へは行けませんよ!と言いたいのです。

それを塾だけの学習でなく、家庭学習でもサポートしますよ!という
ベリタスの超親切、超速学習法を使わずして何を使うの?っていう
結論に落ち着きました。


生徒ががんばって受講し続けることができるかどうか。
そのために我々が存在しています。
知識や解法は超一流の授業で学び、モチベーションの維持は
我々が維持できるように工夫します。


話がそれましたが、
少々、無謀な課題でも目標が明確に決まり受験日が近づき、
せっぱ詰まってくると、火事場の馬鹿力が出てくるものですね。

少々、無理を言ってでも引っ張っていくから
がんばってついて来いよ!
くらいの気持ちで接していきたいです。特に受験を考えている生徒には。
それを改めて気付かされました。

指導要領に縛られない指導をすること

2008年11月01日 23時59分53秒 | 指導方法
教科書は文科省から交付される教育の基準を示した「指導要領の解説」を
元に構成されています。
教科書を教えるのではなく、教科書を使って教えるのだ 
などとよく言われます。

ある程度この指導要領というものを基準として指導を進めて行かなくては
いけないと思うのですが、例えばまだ段階として小学校低学年レベルのことが
抜けてしまっている中学生に、中学で習う内容を身に付けさせようとするのは
どうしたものか、と考えてしまいます。

学習塾なのですからある程度大胆に1から勉強してもらうことを勧めても
良いのではないかと思っています。
もちろん十分に話し合った上での事ですが、その方が絶対その生徒にとって
意味のある塾の時間になることでしょう。

そういったコースを作って行かなくてはいけないと強く感じています。
ここ数回、指導要領がコロコロ変わるところから考えてみましても
学校の定期試験よりも、もっと昔のことに戻って勉強し直さなくては
いけない状況の生徒が最近多くなってきているものと思われます。

できる子にもそうでない子にも合わせられるコースを考えていきます。

鍛えてやる!

2008年10月25日 23時58分25秒 | 指導方法
今日は1日中、子どもたちと、どっぷり勉強しました。
テスト前だからみんなテンションも高く、よくがんばってくれていました。

テストの点数を上げるのはそんなに難しくありません。
とりあえず「実践力を鍛える」だけで飛躍的に点数はアップします。
スタッフとも話していたのですが、もっと単純に鍛えられる方法を
考えていこうと思っています。

説明を聞いて納得するのも大事ですが、それプラス
もっと実践を取り入れながら力をつけて行かなくちゃいけません。
それを改めて痛感しました。

テスト前や模擬試験前、入試前にあわてて実践力をつけようとしている
段階では遅いですし、間に合いません。
日々実践力が養える指導をもっともっと取り入れていこうと思います。

スポーツジムに通うかのように、学習塾もジムのようになるのが
良いのかもしれないですね。
淡々とやり込んでいくうちに気がつけばメキメキと学力が付いているような。

テスト前にやっているようなことを毎日やれたらなぁ~という発想から
生まれました。中学生のみなさん覚悟してくださいね(笑)。