ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

チャーシュー麺@旭屋(高岡)

2011年10月09日 19時19分49秒 | 北陸ラーメン大学
中国の麺はさまざまなバリエーションがあって,いずれも日本では経験できない味.
それはそれで美味しいのだが,今の北京料理の味は,一般的に薄味が主流.
面(麺)も概して,あっさり薄味のものが多かった.

こってり濃い味が好みの者にとっては,薄味文化は若干物足りない.
そうなると,ガッツリ醤油味の濃い富山ラーメンが食べたくなる.
そこで,富山ブラックと旭川醤油ラーメンのコラボの味の「旭屋」へ行った.



高温,高脂肪,高塩辛さの「3高」が揃った真っ黒のラーメン.

高温・・・熱いスープにラードがたっぷり入っているので,なかなか冷めない.
高脂肪・・・動物系のダシと脂でこってり.ラードが浮いている.
高塩辛さ・・・富山の醤油の濃厚で深い味わい.

あまりにも強烈な味なので,一度食べると二度と食べたくないと思う.
ちょっとしたカルチャーショック.

でも,忘れた頃に再度食べてみると,その美味しさに病みつきになる.



動物系のダシがベースのスープを含んだ時に感じるほんのりとした魚介系の香り.
この微妙なバランスは,一口目か二口目でしか感じられない.
その後に続く奥深い醤油の風味もいい.

麺は太い縮れ麺.
代表的な富山風太麺.
麺が太いので,いつまでたっても歯ごたえが落ちることはない.

チャーシューが最高.



箸でつまむとホロホロ崩れるまで柔らかく煮込まれている.
醤油タレでしっかり味もしみこんでいる.
厚切りでボリュームも満点.

盛られた刻みネギもたっぷり盛り付けられている.
こってりスープに,シャキシャキのネギは相性抜群.

富山では大盛りを頼むと,麺2玉入れてくれる.
あまりの美味しさに2玉ペロリでした.

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