ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

排骨面@重○美味(北京・安定門内大街)

2011年10月05日 19時40分50秒 | 北陸ラーメン大学
北京地下鉄2号線の安定門駅を降りる.
ランドマークの安定門が目の前にある.





ここから,安定門内大街を南に向かって歩く.
緑豊かな街路樹と石作りの小さな商店が並ぶノスタルジックな街並み.
トローリーバスが走っているかと思えば,三輪バイクが忙しそうに走り回っている.





賑やかな安定門内大街の脇には,古風で静かな北京市民の生活空間が広がっている.
胡同(フートン:Hutong)と呼ばれる石作りの民家.
まるで時代をさかのぼったような光景だ.





新しさと古さ,あるいは,賑やかさと静かさが同居している街.
安定門内大街は,活気ある市民の生活の場所.

サンザシ飴かけ売りの自転車が走り去る光景は,いかにも北京.



このに通りには,数多くの市場や商店と共に,おびただしい数の食堂も並んでいる.
お店を冷やかしているだけで,お腹が空いてくる.
中国料理独特の胃を刺激する香り.
どの店も美味しそう.

せっかくなので,「重○美味」というお店で,本場の「排骨面」を食べてみた.



中国語の発音は難しい.
注文は,下手な発音で「パイコウミエン」と言って混乱するより,筆談の方が手っ取り早い.
「排骨面」と書いて店員に見せると,すぐに理解してくれた.
漢字は偉大だ!



さて,出てきた「排骨面」のスープの色は濃い.
富山ブラックに匹敵する醤油の黒さ.
でも,不思議なことに塩味は薄い.
動物系のダシが強く感じられ,とてもワイルド.

野菜(チンゲン菜?)は胡麻のような香りの油で炒められている.
意外と,あっさり.
これに,青菜の強烈な香りが加わり,いろいろな風味が口の中にワッと広がる.
シンプルな味の組合わせによる味のカオスだが,意外とイケル.



麺は丸い細麺のストレート.
もっちりしていて,スープとよく絡んでいる.



排骨の肉は羊かな?
何だか分からないで食べるところが,海外で食べる時の冒険や挑戦である.
それも,楽しいノダ.

肉は無造作にゴロン,ゴロンと転がっている.
赤身と骨ばかりで,白身はほとんどない.
じっくり煮込まれてホロホロと柔らかい.
でも,骨がくっついている.(←排骨面なので,当たり前.)
砕けて細かい骨の粒もスープに混じっている.(←こちらでは,当たり前.)

前歯は差し歯なので,細かい骨に注意しながら完食しました.
ちなみに,この「排骨面」は10元(130円:1元=13円).

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