ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

ターヤーマー

2011年10月03日 22時34分40秒 | いってQ
1年生中国研修Bグループ50名の帰国は10月3日.
国慶節の連休のド真ん中.

連休なので,旅行客や観光客で市内の道路や空港が大混雑しているかも?
北京発富山行きは10時15分発だが,時間に余裕をみて朝6時半に宿舎を出発.

予想に反して,早朝の市内は驚くほど静か.
幹線道路の交通量も少なく,とても静かな北京の街並み.
普段は超ウルサイ市内に,こんな静粛な時間があったなんて,ある意味驚き.
出国当日になって,初めてこんな北京を体験しました.
(いつも早起きしていなかったことが,これでバレバレ?)

ホテルから30分足らずで北京空港の第2ターミナルに到着.
早めに空港に着くことが出来て,ひと安心.



トランク重量制限は,規定では20Kg以内.
でも,実際は30Kg以内だと超過料金は請求されなかった.
学生さんの団体なので大目に見てくれているかも?
ハレルヤ,中国南方航空!

でも,30Kgを越えると,途端に1万円ちかく追加料金が発生する.
トランクが30Kgをオーバーしたため,一度トランクに詰め込んだ荷物を,あわてて抜き出し,機内持ち込み手荷物にまわす学生さんもちらほら.

機内持込にまわしても,飛行機に積み込む荷物の総重量は変わらないはず.
それなのに,追加料金が発生したり,しなかったりすることは,なんか不合理デス.

その点は,航空会社も充分承知のはず.
機内持込に関しては,あえて文句を言わないようデス.
ハレルヤ,中国南方航空!



なんだかんだ言いながら,チェックインを済ませて搭乗口近くでのんびり待つ.
でも,搭乗予定時刻になっても,富山行きの搭乗アナウンスはない.
出発が遅れる説明もない.
外国でこういう状況になると不安を感じる.

でも,留学生スタッフは「連休だから飛行機が遅れるのは当たり前」と言う.
そして,悠然と椅子に座っている.

これが,こちらの常識ナノダ.
日本人は,飛行機が遅れて,それについて説明がないとカリカリする.
でも,4000年の歴史を持つ国にとって,5分や10分は一瞬に過ぎない?

カリカリしても仕方がないので,じっと待っている.
ややしばらくして,groud agentがマイクを使わず地声で「ターヤーマー」と叫んだ.
どうやら富山と言ったらしい.
やっと搭乗開始で,ひと安心.



機内食で出た焼きうどん風の「面条」が,中国風の味付けでとても美味しい.
思わずビールが欲しくなる.
でも,ガマン.
この機内食が,中国の味を楽しむラストチャンス.



とりあえず,全員無事に帰国できて何よりでした.