The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2008 ジュブレイ・シャンベルタン ラヴォー・サン・ジャック ドニ・モルテ

2014-03-23 23:21:16 | ワイン
さて、なじみのイタリアン『Aル・フォルノ』のオーナー・シェフが入籍の知らせを聞き、
早速表題のワインを抱えてお邪魔をしたしだい。



ここのドメーヌの当主『ドニ・モルテ』は2005年に急逝し、
2006年より現在の当主アルノー・モルテが造っていることはご承知のとおり。

で、その造りはどうなったかと言えば、これが実にイイわけだ。
正しくジュブレイの本流を踏襲した、重厚で、品格のあるワインを造っている。

このアペラシオンは昨年だったと思うが、2007年物を飲んだのですが、
それと比べますと、2008年物は、ちと硬いか・・・
まだ先があって、数年経って解けたところがイイのでしょう♪

わずかにスミレの花の香気があって、カシスとブラックベリーが香り、
焙煎珈琲のアクセントが心地よし♪

果実はヤヤ粉っぽく閉じてはいるものの、正統派のブルピノの素性の良さは折り紙付きだ!
端正でシリアスなフルーツは、こなれてはいないが飲み応えは十分にあるわけだ・・・

もちろん、待てば海路の日和あり!
5年の待ちが、華麗なメタモルフォーゼを成し遂げるでしょう!

ワタクシ待ちます、アミン♪

中締めの会から早半年、新たなココロミを始めます♪

2014-03-23 09:53:59 | ワイン
皆様おはようございます。
寒い日が続いていましたが、暑さ寒さも彼岸まで、のことわりのとおり、
今週は春らしい日が続くようですね。


さて、あの中締めの会から半年が過ぎました。
多くの皆様から、早く始めて欲しいとの要望をいただいておりました『オテル・ド・ヤマダ』ですが、
このたび、新たなスタイルで開催する運びとなりましたので、
ここで皆様にご報告をさせていただきます。


ワイン・フォーラム『フォー・シーズンズ』

『シーズン』には四季、旬、味付けなどの意味があるように、
年4回の開催を基本とし(気力失せたらご容赦 笑)、四季折々の食材で、
和をベースとしたヌーヴェル・キュイジーヌを目指した料理とともに、
主宰が厳選したワインを供する会といたします。
ワインは基本飲み頃を迎えたもの、生産地域は本流のみならず、
世界の果てまでも足を伸ばします。
そしてもちろんオールブラインドの『闇鍋方式』♪なんですね・・・


腕が鳴る一方では、さてさてどうなることやら、
との心配もありますが、まずは初心に帰ってがんばります。
実はこのブログ上のご報告前に、すでに定員間近となっていますが、
もしご希望があれば、当方までご連絡を・・・


開催日時は4月20日(日)19:00~
オテル・ド・ヤマダにて、ということで、皆様よろしくお願いいたします。

2008 ニュイ・サン・ジョルジュ レ・プリュリエ レシュノー

2014-03-20 22:29:33 | ワイン
最近ニュイ・サン・ジョルジュのワインを飲む機会が多くて・・・(汗)

でも、ここのアペラシオンは名うての造り手の物を飲む機会があれば、
それは実に値段に見合う、素晴らしい逸品にお目にかかれるはずなんですわ!

本日飲んだニュイは『プリュリエ』という、超強力プルミエなのですが、
造り手も『レシュノー』とくれば、これまた超強力なわけだ・・・

しかしながら、ニュイ・サン・ジョルジュらしさを問われれば、
物の本なぞ捲ってみますと、果実が堅固で、万人受けのワイン・・・となるのでしょうが、
果たして本当にそうなのか?

今日のレシュノーの超強力プリュリエが、
本当にニュイの本流なのか?との疑問にぶち当たるんですね・・・



ニュイは本来シャープでメリハリ鮮やかなアペラシオン、
さすれば先日の『アルヌー・ラショー』のスタイルが、
実はニュイの王道を行くワインなのではないか知らん?と思う・・・

などと考えつつも、濃密さには、濃密さゆえの美味しさがあるんだわ!
との呪文を唱えながら、レシュノー飲んでます♪

2008 ニュイ・サン・ジョルジュ レ・プロセ アルヌー・ラショー

2014-03-17 22:53:44 | ワイン
このワインも『機屋20周年のパパの会』に登場したワインです。

『アルヌー・ラショー』は説明するまでも無く、
1858年創業の『ロベール・アルヌー』を改称したドメーヌです。

この名称は2009年7月の出荷分からとのことなので、このワインは実はギリかも・・・

しかしながら実際は娘婿ラショーの醸造は80年代から始まっているとのことなので、
飲んでみての実感として、その味わいに風格があることは隠しようも無い♪



で『ニュイ・サン・ジョルジュ レ・プロセ』というプルミエですが、
このアペラシオンの中央部、『プリュリエ』と『リュー・ド・ショー』に挟まれている。



『プリュリエ』の味わいを鑑みれば、濃厚かつヴォリュームのあるニュイを想像するのですが、
あにはからんや、この『アルヌー・ラショー』の『プロセ』は繊細で鋭敏な果実を持った、
薫り高い、華やぎのブルピノと言ってもイイのでしょう!

還暦男の夜8時以降のブルピノはこういうのが実に染みる!
何度もリターンして飲みたくなる代物なんですね・・・

『アルヌー・ラショー』かつての『擬似DRC』ではないけれど、
これはこれでイイと思います!

日本料理 IN 盛岡!

2014-03-16 05:42:34 | キュイジーヌ
久しぶりに『伯』さんにお邪魔をしました。
盛岡で日本料理を食べたいとなれば、その意味において満足できる、
数少ないお店の一つでしょう・・・

その日はワインの持込はしないで、ビールと日本酒で終始しました。
日本酒は佐賀の銘酒『小左衛門 純米吟醸 生原酒』を少し・・・

でもそれで十分に満足できるお料理の流れ。
まずは写真でご覧あれ↓









いかがでしょうか?
これで云万円などという、目の飛び出るような御代ではありません!
実に良心的♪

季節感のあるのも日本料理のティピシテ、
季節の変わり目には、なんとしてもお邪魔したくなるお店でもあります。

この次は、泡でも抱えてまいりますか(笑)