The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

『2009 ソレイユ ピノ・ノワール 旭洋酒』 再飲です!

2012-10-18 11:52:23 | ワイン
盛岡は久しぶりの雨でした・・・

昨晩は遅くまでの診療でしたので、外は既に帳を下ろし、
雨も手伝って、夜の7時も過ぎれば、4号線は真っ暗なんですね。

フロントガラスに当たる雨と、点滅する周りの車のライトを見ていると、
なぜかジャズを聴きたくなる・・・



しかも、思いっきりのスウィングではなしに、荘厳なジャズ・オーケストラなぞ、
で、『チャーリー・ヘイデン モントリオール・テープス』の中の、
『リベレイション・ジャズ・オーケストラ』を大音響でかけながら帰って参りました。

家に着いてみますと、何とも絶妙なタイミングで、
『豚バラ肉のシャブシャブ&豆腐、小鍋』が出来ていまして、
この季節になって、ビール・アピタイトが急減しているワタクシは、
ビールの前のニッポン・ワインへと直行!



ユックリと休ませておいた『09’ソレイユ ピノ・ノワール』を、
久しぶりに開けました。



コレが実に薫り高くメタモルフォーゼ!
しかもグラスに注ぎたての舌触りは見事に滑らか!
実に美味しく飲めました。

特にもロヴマイヤーのバレリーナに注がれたその香気は、ヨーロッパのソレに遜色無し!
あまやかなバラの花束、サンザシ、そしてスーボワ・・・
それと対照的なスパイス感と東洋風な香料が満載です。

アロマはベリーから完熟アプリコットまでその色合いを変え、
時間とともに楽しめるわけ・・・

味わいは注ぎたてが素晴しい、グラスで待ちすぎると閉じてくる。
とうことは、あと数年の待ちで、さらにおいしくなること間違いなし。

残りのこのヴィンテージはセラーの奥の定位置に安置しておきました。