The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

NV J.M.Rose AOC Touraine

2012-04-12 05:33:49 | ワイン
先日やっと学校関係の新学期が始まって、
それに伴い待望のお弁当生活も始まりました。



結構ヴォリュームのあるお弁当ゆえ、朝は炭水化物を控え、
夜は当然のことながら流動食を中心にすえての食生活になります。

それだけ考えた食生活をしながらも、ナンデ体重減らんのやろ?
と、周りの『メシベども』に疑いのマナコで見られるのですが、
ワタクシは陰でコソコソ摘み食いなどしていません!と、
ココで敢えて『身の潔白』を高らかに宣言をしたいと思います!

外見ドウ見えるか分かりませんが、ワタクシ焼き肉屋さんは年一回!
ラーメン屋さんも月2回ほどでして(その少ない機会にT御夫婦とY店で遭遇)
決してカロリー過多系の食事どころに入り浸ってなど致しておりません!

しかも、インスタント物は食べないし、豆大福も買うのを止めました!

じゃあ、なぜ・・・?

となれば、アルコールしかないでしょ!
と、良からぬ方向に飛び火などされちゃあ敵いませんので、この話題はこの辺で・・・

数日前に表題のワインを飲みました!

これが、なにしろ興味深いワインでして、
感覚的には『12年熟成させたヌーボーを飲んだ』という感じでしょうか?

このワインも、とある御仁からの頂き物なのですが、
どうも相当昔から、然るべき所で熟成させた『AOC トゥーレーヌ』だと言うことです!



まずはこの色合いを見てください、それからこのコルク↓



このコルクは針金の押さえを外した瞬間に、あたかも時期外れの椿の花がゴロッともげ落ちるかのように、
本当にゴロッと取れてきたわけです!

しかも、シュパッと泡の吹き出そうな気配も無く、いきなりゴロッと・・・

こりゃ泡も抜けてしまったのかな?と心配しながら、フルートグラスに注いでみましたら、
結構シッカリとした泡がありまして、色合いはオレンジに琥珀のニュアンスがあって、
ノーズはいかにも熟成しました!というゴージャスなランシオ系の風味が支配しておりました!

トップが消えますと、そこに紅茶や焙煎のアクセントがありまして、そしてオレンジの皮、
更には熟したプラムのアロマが心地よく、最初のアモンティリャードと交じり合って、
実に複雑極まりないブケを醸し出してくれたんですね・・・

『トゥーレーヌ』だけに品種は『シュナン・ブラン』や『ガメイ』などでしょうか?
いずれ相当な年月が経過しているのでしょうから、品種特製はどこかに置いといて、
泡系のカレイドスコープ様の熟成感を楽しめたんですね・・・

これを『椎茸と茄子とベーコンのペペロンチーノ』を食べながら、グビグビやりました!



当然チン面前チン、上手いことマリアージュしたことは説明するまでもありません!