２００７ 旭洋酒 ソレイユ メルロ

他の日本のメルロはどうなんだろう？とお鉢が回ったのは『ソレイユ　メルロ』！
御馴染み山梨市の『旭洋酒』鈴木夫妻が造り出す『メルロ』なんですね・・・

このワインは山梨市八幡地区の自社栽培と契約農家のメルロを９４％、
それに塩山千野産のシラー種を４％加えたものとのこと・・・

ボルドー系の中ではミデイアムな色合いのヴァイオレットを呈していまして、
輝きのある澄んだ液体です！


グラスに注がれて程なく、ブラックベリーのアロマが立ち上がり、
注文通りの西洋スギの香りのアクセントなんですね・・・


グラスで数分間待つことで、カカオやチョコのニュアンスも楽しめるわけ！

味わいは渋さと酸味もホドホドに、所謂小型ボルドーを地で行って、
バランスよく美味しい事は美味しいのですが、
どうでしょう？小さく纏まってボルドーの向こうを張るって、
ホントにニッポンワインの行くべき方向性なのかとも考えてしまうんですね・・・

でも間違いなく美味しい！

『メルロ』の味ではないですが、『Ｇ枚橋ワイナリー』の迫力に一票！
てな、気持ちも無いわけではないのですが・・・

ビミョーです！

皆さんもまずは飲んでみてください！
いずれ愛すべきワインである事には違いはありません！