The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

梅雨入り前、中津川河川敷を闊歩す!

2011-06-23 22:24:21 | ライフ
昨日梅雨入りをして、今日は大雨・・・
地盤沈下した被災地のこれからの雨量は大丈夫なのかが心配です!
それと原発の汚染水、大量の雨の影響はどうなるのでしょうか?

加えて、今日の朝方に震度5の揺れがありました!
ずっと忘れていました3.11を思い出し、今後の余震が気になるところであります!

さてそんな中、一昨日ミドリ美しい中津川の河川敷を闊歩いたしました!


出勤前の朝御飯はこの通り和食で↓

そして昼御飯は例によってお弁当↓

そして夜は何時ものパターンなわけ・・・
そこらじゅうにキノコでも生えてきそうなこの湿気・・・
梅雨明けまでは我慢せねばならぬのでしょうか?

2000 バローロ ブリッコ・ロッケ・ブルナーテ チェレット

2011-06-23 17:56:31 | ワイン
参加の皆さんもN.S.G.の流れに気をとられがちですが、
実を言いますと、今回のもう一つのメインはこの『バローロ』だったんですね・・・

造り手は『バローロ兄弟』(ボーイズではありませんよ!)で有名な『チェレット兄弟』!

ブルーノとマルチェロのチェレット兄弟ですが、漏れ聞く話では、
ブルーノがマーケティング、マルチェロがワイン造り、
ブルーノが進取の気質で、マルチェロが職人かたぎという絶妙なバランス!
加えて重要な決定は必ず二人で決め、社長職も4年ごとの交代制という徹底振り!
いわゆる完全なる対等共同経営で両者の欠点を補いながら、
無事今に至っているとのことなんですね・・・

前置きが長くなりましたが、この『チェレット兄弟』の『バローロ』も、
この『ブリッコ・ロッケ・ブルナーテ』がお勧めとなります!

というのも、クリュ名つきの『バローロ』には3つありまして、
『ブリッコ・ロッケ』『ブルナーテ』『プラポー』とくるのですが、
『ラ・モッラ』村の『ブルナーテ』が一番エレガントで優しい味わい!
しかも薫り高く、熟成も早いときて、ワタクシの様に『セッカチ』にはイイ事尽くめなわけです!

そこへ持ってきて、『チェレット』はクラシックな造りを踏襲しつつも、
一部にはバリックを併用し、しかも『ブルナーテ』は良年のみの仕込みとなるんですね・・・

で今回、大ぶりのグラスに注がれた色合いの『ガーネットの縁取りにアンバーなニュアンス』
を見付けるに居たり『このバローロは美味しいぞ!』と心の中で叫んでしまったんですね・・・

周りは静かだったので、声には出しませんでしたが・・・

まずは、鉄分を感じる甘いブーケの立ち上がりが有りまして、
程なくスミレやバラの花束を連想させる『ネッビオーロ』の香りのティピシテが続きます!

ステアーしますと、ネットリした大地の香気を感じつつも、
スパイスの風味も意識しながら、最後はマオタイの古酒の香りにたどり着きます。

味わいは甘くエキゾティックで色気あり、シナヤカで充分な深みを楽しめ、
エレガントながらも底アジ強く、サンザン飲んだ挙句に、
気がつけば突然肉を欲す!

そんな『バローロ』早々拝めませんです・・・ハイ!