The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

3月3日、お雛祭りで甲州開けました♪

2011-03-03 22:06:01 | ライフ
3月3日、木曜日半ドンです。

今日の午後は、おひな祭りでもあることだし、女性群のお手伝いで、アッシー君になりまして、
ひっきりなしに、車の運転ばかりをしておりました。

夕刻には、家に戻って、ワタクシはヒートTックを脱ぎ捨て、靴下も放り投げ、
自由の身になって『サンプドリアVSインテル』の長友Y都出場試合を観戦しながら、お酒の準備♪

おそらく、『ハマグリのお吸い物』と『散らし寿司』は出てくるとみて、

甲州ワインをチョイス!

気になっていた『2009 ソレイユ 甲州 旭洋酒』を開けました。


リビングの和箪笥の上には、内裏様が飾られていまして、

『アカリをつけましょ、ボンボリに、お花をあげましょ、桃の花・・・』てな調子!
サトーハチローではないですが、『うれしいひな祭り』とでも言いましょうか・・・

『ソレイユ甲州』は肴、ハマグリ、散らし寿司に、ビックリするほどマッチしまして、
見事なマリアージュ!

やはり、このような時こそ、日本のワイン!
美味しくいただきました。

2000 フラワーズ ピノ・ノワール キャンプ・ミーティング・リッジ ソノマ・コースト

2011-03-03 06:19:33 | ワイン
先日の『第63回 ワインとキュイジーヌ・・・』の流れの中では、
後半の一つのメインと言ってもイイのでしょう!

当方の会でも、まずは珍しい!と言えるカリフォルニアのピノ・ノワール!
今回は『清水の舞台から飛び降りるつもり』で、出してみたわけですが、
これがどうして、素晴しい状態で、皆さんからも賛同の拍手の嵐が・・・
スタンディング・オベイション状態?(これは大袈裟か?)

ともかく、2000年物の『キャンプ・ミーティング・リッジ』
全く持って、凄いことになっておりました♪

色合いは、この通り、鮮烈なクリムゾン・レッド!

濃厚なチェリー・コンポートのアロマを筆頭に、鼻をくすぐるスパイシーなニュアンスです!
甘くシロップのように、煮詰めた果実ですが、秀でた酸味の裏打ちで、
くどさと後腐れがなく、ブルゴーニュのごときフィネスを持っている♪
ソコへ持ってきて、嬉しさのあまり、腰が砕けそうなほどのオドロキを禁じえない、
ヴェルヴェッティーな舌触りなんですね・・・

海から離れること2マイルほど、半ば断崖絶壁の海抜400メートルとのこと、
日差しはカリフォルニアの恩恵を受け、名物の『霧』からは400メートルの標高で避難をする、
加えて寒流の御蔭で気温は低く、コンセントレーションと酸度の確保が叶うわけ・・・

『キャンプ・ミーティング・リッジ』
「先住民の儀式の場所」といいますが、なるほど神秘的な味わいを感じてしまいました。