The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

ラルー・ビーズ・ルロワの白ワイン!

2009-09-19 20:52:51 | ワイン
本当は秋の大連休『シルヴァー・ウィーク』の初日なので行脚のつもりでした

でも何日か前からノドチンコが咽頭部にくっついた感じがして
気持ち悪かったのですが今日になって脱力感なんですね・・・

今の季節例の感染症が心配ですが、ドウモ熱は上がらないし
カラダも元気で食欲もあります。

1950年代前半は罹らないなどという
根拠のない噂を信じる事にして、いずれ今日はキャンセル!

キャンセルじゃ!キャンセル!

ワタクシ以外はそれぞれわけあって各地へ遠出なんですね!
てことで当方ロビンちゃんのお世話係となりました。

ところでルロワの90’フォラティエール♪
ラルービーズのシャルドネの流儀を全て引き継いだ物でありました。

どこが流儀か?と言いますと
その凛とした佇まいなんですね・・・
言い方を変えれば背筋の通ったスッとした味わい!
どこかラルー・ビーズ本人の立ち居姿をみているかのようです。
必要以上に濃密さを追い求めずにどこにも厭らしさはありません。

ある書物でラルー・ビーズはこう言いました!
ドーヴネのシュヴァリエを語った時のことです。

『私の求めるシャルドネは女性の理想的な姿』

ナルホドですよね・・・

そしてラルー・ビーズが一番求めるシャルドネが
ムルソー・ペリエールとの事!

二度納得いたしました!




1990 ピュリニー・モンラッシェ フォラティエール ドーヴネ

2009-09-19 07:08:11 | ワイン
1990年のブルゴーニュ・シャルドネは1989年の陰に隠れて
目立たぬ存在でしたが、むしろその味わいは大らかで外交的、
89’の凝縮性には劣りますが既に解けつつある美味しさは
今でも楽しめるものとなっております。

ドーヴネはラルー・ビーズ・ルロアの個人所有の畑のもの
その造りはドメーヌ・ルロアのそれに準じます。

その中でも1989年のピュリニー・フォラティエールがPP100点を
獲得したのも手伝いまして、ここがドーヴネのプルミエクラスの筆頭
と考えられているようです。

年産1200本程度の生産量の中から小出しに日本への割り当てが
決められるわけですが、実はその昔そのフォラティエールを
半ダース買い込むという暴挙を行いました。
(ほぼ飲みつくしましたが・・・)

おそらく1994年当時、修善寺の優良ワイン店『Yキヤ』から買ったのですが
買った当初は実は濁っておりまして、酷い物をツカマサレタ?
とこのワインの将来性について疑いを持っていたのは事実であります。

そして今回120回の記念の会にて満を持してのオープン!

果たしてそのお味は?

続きは出勤の準備にかかりますのでまたの機会に!
ではまた!!