普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

日本が世界に貢献したこと、できること(2)

2007-01-02 23:44:27 | 国際社会

インターネット上で見る人々の日本に対する見方は、平均的に言って公平な様です。
然し、中には日本を余りにも低く見ている人や、中には日本を蛇蝎のように嫌っているとしか思えない書き方をしている人も中にはいるようです。
その様な人達へいかに日本が世界に貢献できるかを考える上で、今まで日本が世界に貢献してきたことを前にも書いたのですが、ここでその概要を纏めて見たいと思います。

http://blog.goo.ne.jp/mutouha80s/d/20060926

<<植民地支配の終焉の引きがねを引いた>>
日本が限度のない侵略により、第2次世界大戦を引き起こしたのは明らかに日本がドイツとともに責めを負うべきは言うまでもありません。
然し、その結果として日本が意外にも世界の植民地支配を終わらせる大激変が生まれました。
アジア地域で言えば、下の表のように、大戦前の純粋な独立国が11か国から25か国に増えたのは、私が海外で一般の人達(白人種以外の)からよく聞かされたように、有色人種である日本人が白人に伍して戦ったのが、白人以外の人たちの民族意識を高めさせることも大きな原因の一つだったのでしょう。

<第二次大戦の以前のアジア地域における植民支配を受けた国と(地域)>
[例]支配した国:→支配された国またはその地域
日本:韓国、北朝鮮、(台湾)、(満州)、(樺太)
英国:マレーシア、シンガポール、スリランカ、アラブ首長国連邦、インド、オマーン、パキスタン、
バングラデッシ、カタール、キプロス、クエート、ブルネイ、ミャンマー、モルデプ、ヨルダン、(香港)(最近返還)
フランス:シリア、カンボジア、ベトナム、ラオス、レバノン
ポルトガル:(マカオ)(現在まで)   
オランダ:インドネシア
中国:モンゴル
米国:フィリピン
日本は侵略国とい恥ずかしいレッテルを貼られながら世界に思わぬ貢献をしたことになるのでしょう。
このことは、次世代の日本人にしっかり教えておく必要があると思いまが、これらのこと教科書に書くなど、今までの経緯を考えても、とんでもないことで、やはりインターネットやブログの役割になるのかも知れません。

<<戦後の経済活動で東、東南アジアの発展の基礎を築いた>>
戦後の日本の急速の経済発展の際、世界からエコノミック・アニマルと批判され、経済侵略とまで酷評されました。
(ただ一つ不思議だったのは、何故日本の一部のマスコミのまでそう言って批判したのでしょうか。)
しかし、今日、日本人がエコノミック・アニマルだったとか、日本が軍事力の代わりに経済力で侵略したとか言う人は殆どいません。
そして所謂 Nies と言うシンガポール、マレーシャ、台湾、韓国と先進国となり、タイなどがそれに続いていると言う事実は明らかに残っています。
そしてそのような後発国が何故東、東南アジア地域に限って出てきたのかは、勿論その国の政治や人の力と努力も大きいな理由には間違いありませんが、地理的に見ても日本の経済進出の過程をみても明らかに先進国の日本の影響であることは間違いないよう気がします。

<<戦後の経済活動による日本の発展が冷戦終結の遠因となった>>
ソビエト連邦の崩壊により長い間続いた冷戦も遂に終わりました。
その一番の原因は共産主義国と民主主義国の経済力の格差拡大にあったのは、ほぼ間違いのないとこでしょう。
然し、ソ連の首脳が共産主義体制を放棄を決心させた理由の一つに、敗戦国であり、資源が殆どない、日本とドイツの経済発展と、それに伴う世界への発言力の増大、それと日本に続くアジア諸国の経済力の増大にあったと思います。

<<今後日本が世界に貢献出来ること>>
現在の日本の立場は、日本の一部マスコミの自虐的な報道や、中国、韓国の反日キャンペーンにも関わらず、米国の大学と英国のBBCで行われた、世界中の世論調査で、日本が一番世界に好影響を与えている国のトップに立っていることが、判っています。
その理由として考えられるのは、皮肉なことに下手な日本の外交政策にあると思っています。
つまり唯一のスーパーパワーである米国のあからさまな自国の利益中心の外交政策、軍事政策ほどはないとしても、西欧諸国の自国の利益中心主義がかいま見える外交政策に比べて、日本は外交が下手で、日本の利益になることを余り主張していないと、諸外国の人が見ているからだと思います。
日本はそれに加えて戦争放棄を宣言した国と言う外交上の大きな武器を持っています。
昨日は、日本人の宗教観を世界に知って貰うことで地域の紛争防止に役立ててはと提案しましたが、次のような日本人特有の考え方や得意分野なども、世界中に知って貰えたら良いなと思っております。
その為には日本人自身が日本の悪い所を直すのは勿論ですが、良い所を見直しさらに改善して行く必要があると思います。
1.もったいないの精神に代表される日本人の考え方や美徳
ノーベル賞を受賞したケニア出身のワンガリ・マータイさんも言っていましたが、「もったいない」はもう世界共通の言葉になりかかっているようです。
2.環境保全技術
3.「改善」に代表される小集団活動
  「改善」はもう世界語になっています。
4.日本式食生活
5.開発途上国の援助
ばらまきや、箱もの提供ばかりでなく、もっと実になる目に見えた援助

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