慰安婦問題で日本パッシングする英文のブログの氾濫の中で、別の面から分析しているブログを見たので紹介する。
著者は極東専門家を自称する東京在住のアメリカ人
彼は、冒頭で全体的な日本の戦略に立った、日本の安全保障政策の正常化と、米国との同盟の依存度を減らプロセスについて、確実且つ現実的な見方について2つの文章を紹介していた。
その一つは日本の防衛政策とその現状の分析。
もう一つは、某氏への慰安婦問題を中心とする最近の外交問題のインタビュー記事だ。
その中では何故か慰安婦問題そのものについては全く触れてなかったが、日本人と中国人の比較があがあった。
<<中国人と日本人>>
中国人のエリート
1.非常にはっきり言う。
2.世界的なビジョンをもっている。
3.世界観をもっている。
4.思うことを知っているし、それを話す。
日本人
1.外国人が理解出来るようなやり方で、日本が思っていることを説明できる日本人を見つけることは難しい。
2.日本人の文化的な伝統はまったく違う。
それで日本人の言うことの行間を読まねばならないがそれを出来る外国人は余りいない。
3.自分の意見を正確に言うことは余り上手くない。
4.それで外国人は日本人が言いたいと思うことを知る為に、あらゆる想像することになる。
中国人と書いてあるが、私の海外出張、退職後に国際協力事業に関わった経験から見て、韓国人を含めて日本人を除く殆どの国の知識人は殆ど変わらないと思う。
日本人に対する見方については、なるほどそうかも知れないと思うこともある。
<<慰安婦問題と拉致問題>>
今夜の例の「たけしのTVタックル」の特別番組で、いつもより多くの人達が、慰安婦問題、拉致問題、安倍さんの訪米に絡んで、かってない激しい討論に、かってない長い時間を費やしていた。
そして例によっと結論は出なかったが、日本の置かれた事態が深刻なこと、安倍さんは河野談話の線以外の誤った報道について謝らないこと、後は米国の出方を待つしかないと言う印象が残った。
私が 6ヶ国協議の日本の置かれた立場から、北朝鮮の審議打ち切り、慰安婦問題について、済みませんの国日本、米国との関係の見直し、拉致問題解決のために、慰安婦問題と拉致問題、慰安婦と奴隷 で多くの国民と同様に心配していたことが、本当に現実になりかねないことが起こりかかっているような気がする。
日本政府としては、八方ふさがりで安倍さんの「主張する外交」どころかまた米国に頼らなければならないのだろうか。
<<知識人の役割>>
今となっては、日本が出来ることは、政府、与党と無関係な政治家、評論家、マスコミ関係者が、米国の政治家や外国メディアの主張に対して、その誤った点をしっかり指摘して直して貰う事しかない。
例の番組で誰が言っていた、「20万もの朝鮮人が慰安婦にされた」と言われていることや「慰安婦を奴隷扱い」の表現がまさにそうだ。
然し、不勉強な私には、外国のメディアで活躍出来そうな、そして英文のブログで指摘されたように、外国人が判るように、日本人の意見を言える日本人の名は、亡くなられたソニーの盛田さんほか数名位しか思いつかない。
私は、英文のブログの指摘そのままの純日本国民として、日本の知識人が今こそ立ち上がって、日本の為に声を上げて貰いたいと思う。
まして例の番組で言われたように、「20万の朝鮮人慰安婦」のガセネタが、北朝鮮から韓国に流され全世界に広まったと言うのが事実なら、北朝鮮の拉致問題に対する今後の出方が何となく判るような気がするからだ。
<<知識人へのお願い>>
日本の知識人の方達今こそ日本のために立ち上がって世界へ日本人の意見を発信して下さい。
それが出来なければ少なくとも、不確実な情報に基づく日本の足を引っ張るような発言だけは差し控えて下さい。
このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。↓
人気ブログランキングへ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます