普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

10/30自然を守るためには原発が必要

2020-10-30 10:14:47 | 電力、原発

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
 10月28日の代表質問で枝野さんが2050年までの脱炭素化をめぐり原子力の依存度をどのように見ているかと質問に菅さんは「再生可能エネルギーのみならず原子力を含めた選択肢を追及してゆく」の答弁に。枝野さんは「今までの原発の削減方針の転換。原発を使い続けるなど到底許さされない]と反撃したそうです。
 私はたまたま10月24日に「自然に優しい太陽光発電はあるか」で太陽光発電で森林破壊を歎く56歳になる女性の方の投書から、色々調べて見ましたが、現在は平地の使えそうな土地の殆どがソーラーパネルで埋めつくされているため、山地、森林地域しか建設余地がないこと。詰まり今後は自然破壊に眼を瞑らねば太陽光発電は使えないことを知りました。
 それで日本に取っての頼りは地域が限られている地熱発電、水力の他は風力しか有りません。風力は頼り無い文字通りの風任せ。残るのは原発を除けば、温室効果ガスを出す火力しか有りません。大陸にいる国は停電など他国の援助も期待できますが。島国の日本。あと唯一の頼りは温室効果ガスを全く出さない原発。枝野さんが原発反対なら、野党第一党の党首として「原発以外の効果的な対案」を出すべきです。
 ついでですが私の投稿の「線状降水帯と原発のどちらが怖い?」の既述を参考に参考にして下さい。
 7月8日の読売新聞線上降水帯の報道の見出しです。
・九州全県9河川氾濫・豪雨死者56人、不明12人
・九州7月豪雨状態化
・局地的・短時間に「予想を越える雨量」
・5年間で河川の「氾濫の危険」は5倍
「九州の豪雨と福島第一事故との比較」 
・被害の程度
 福島第一:大きな災害を出したし、地域の方にも大きな被害をだしたが、幸いにも死者・行方不明者は殆ど無し、被害も限られた地域
 九州の豪雨:九州全土を襲い、豪雨の死者56人不明12人、九州の殆どが洪水被害

・天災か人災か
 福島第一:思わぬ津波被害を入れても90%が人災(その総てが東電の責任)  
 九州の豪雨:日本の石炭火力依存体質、原発政策の不備のほか、他国の温室効果ガスの排出を入れても日本の立場からすれば90%が天災?!
 100%人災の福島第一事故の時に反原発の空気に流されて、現場を知らぬ人、何故かずぶの素人の人達を選んだ政府調査団の報告。それを完全に無視するWikipedia。原発裁判で事故原因、調査がされていないと言う裁判官。
 国として当然にやるべきこと、直ぐ出来ることは100%人災の福島事故の解明。それが出来ぬまま原子力委員会の無茶苦茶に厳しい原発に関する新基準。
 改めて聴きます。当時政権を握っていた民主党の幹事長だった枝野さん、現在野党第一党の党首の枝野さんは、原発に代わる対案を出すべきと思いますが如何ですか。

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