松岡利勝農林水産大臣のご逝去を悼みご冥福をお祈り致します。
衝撃的に事件が起こった。
実は今日は安倍内閣のことについて書いてみようと思っていたのだが、いまとなっては松岡さんのことに触れぬ訳にはいかない。
然し、戦前派の私にとって改めて死者を鞭打つようなこと、彼の死で大きな打撃を受けたと思う安倍内閣の批判を今の時期に書くには抵抗がある。
色々と迷った挙げ句、これに関連して書いて来た事をおさらいすることにした。
何故なら、一度書いたことは余程間違った事でない限り、取り消せないからだ。
それでも何を今更と言う批判もあるかも知れないが、唯一つ言いたい。
もし安倍さんが私の提案の通りにしていたら、このような思いもかけない事態は起こらなかっただろうし、問題はあっても有能な政治家を失うことも無かっただろうと思うと残念でたまらない。
安倍内閣支持率低下の原因(1月21日)
(支持率低下の原因の一つ)に組閣名簿中の首を傾げるような人が混じっていた。
小泉内閣の金融担当大臣でマスコミから散々叩かれ遂に更迭された厚生労働大臣の柳沢さんや、典型的な建設族・農林族としてマスコミを騒がした農林水産大臣の松岡さんなどが選ばれた。
(伊吹さんの件は省略)
安倍内閣改造の勧め(3月10日)
その後私が心配したように、上記3人(松岡さん、柳沢さん、伊吹さん)に関する色々な問題が起こった。
農林水産大臣の松岡の資金管理団体が事務所費として極めて高額な支出を計上している。(Wikipediaより、一部省略)
何よりも、清新を売り物にした安倍さんが、黴臭いような人達を何故閣内に入れたのだろう。
Wikipediaで「疑惑のデパート」と書かれた農林水産大臣松岡さん から今後どんなボロを出てくるか。
<<今後の展開と安倍内閣への期待>>
何度も同じことを言うが、無党派を自認する私としては、国の為に是非政権交代があって欲しいと、思っているので、この様な人事面で安倍内閣の支持率が落ち、民主党が勝って欲しいと思う。
然し、不人気の小沢さんのを率いる民主党が次期の参院選で勝つ可能性が可なり少なくなっている気配だ。
だから次善の願いとして、自民党がもっとしっかりして貰いたいと思っている。
その為にに、予算成立以後でもいつでも良いが、内閣改造を行って、安倍さんらしい内閣 改造をして貰って体制を建て直し、難問だらけの拉致問題、教育問題、少子化、格差是正など、小泉さんがし残した問題解決に、後顧の憂いなく本腰で取り組んで貰いたいものだ。
安倍内閣の理想と現実 (3月13日)
「美しい国」と言う奇麗事過ぎて、言いがかりを付けられやすい難はあるが、国の目標を示したことも、まあ悪くはないと思う。
ところが、閣僚の不祥事に対する彼の発言は、我々が今まで持っていた彼のイメージとは全く相反するものだ。
特に松岡さんを護る為の発言は何だ。
「法の規制どうりに処理しているので問題はない」など、法の枠に入っていればどのような、不都合や非道なことをしても、国民の税金を無駄使い(横領?)しても良い と言わんばかりだ。
これが「美しい国」を目指す総理の発言だろうか。
安倍さんが、鈍感力などの言葉に載せられて、泥をかぶっているような気がしてならない。
(一部省略)
政策の推進は勿論だが、安倍さんの廻りを何時も身ぎれいにして置く ことも、その推進のためにも大事なことだと思う。
小泉さんの言う「鈍感力」はあまり感心しないが、いざと言う時の彼の非情さ を学んで切らねばならぬ時は切るべきだと思う。
一時的なスリツプ・ダウンと後々効いてくるボディー・ブローのどちらを選ぶかだ。
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