・山本監督は「阿部選手と心中など」敗戦の責任はすべて自分にあると言うべき・4番打者がいるのにダブル・スティールとは・何故盗塁王の本多選手を起用しなかったのか
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WBCは後二戦で三連勝と言うときにプエルトルコに1-3で負けました。
日本チームはメジャーの選手抜きでここまでやって来たことは良くやったと思います。
再三の好機に凡打に終わった阿部選手など、他の選手もたまたまの不調は良くあることで、皆それなりに良く頑張ったと思います。
その阿部さんが「必死にやった結果なので仕方がない」と言った胸のうちを読売が書いて居ますが、不振に喘いだ彼の苦しい気持ちも良く判ります。
然し山本監督の「相手のが投手が良かった。重盗の失敗は前に行く姿勢で悔いはない。選手達は良くやった。」と言うのは少し引っ掛かりました。
他の発言は報道されなかったのかも知れませんが、もし上記の範囲だけの発言だとすると彼が言わねばならないことは、「敗戦の責任は全て自分にあると」言うのが日本人の監督らしい発言だと思うのですが。
プエルトルコ戦までの戦いぶりを見ていますと、得点源は打線組み替え後の1番から内川選手の3番までと、好調の中田選手を含む5~6番から7~8番まででした。
素人の私は1~3番までと5~8番までの間に何とか得点できないかとばかり思ってみていました。。
これまでのオランダ戦を除いての苦戦の原因は阿部選手の不調でした。
それでも山本監督は阿部選手と「心中する」として彼を4番に据え続けました。
私は阿部選手が不調なら5番に下げても彼が主将として頑張るのは間違いないし、他の選手達も彼の其れまでの彼の実績と人柄でついて行くと思ったのですが。
そして問題のプエルトルコ戦の重盗の失敗です。
もし不調でない4番打者とすれば、このようなかってないチャンスに危ない重盗など、4番の沽券に関わるとして臍を曲げたと思うのですが。
山本監督が阿部選手と心中するつもりなら、ここでもその積りで小細工はせずに阿部選手に好きな球を打たせると思うのですが。
たとえ単打でもなおワンアウト1、2塁。1点差に詰め寄られて浮足立っている敵陣に圧力をかけ続けることが出来たのに。
それと日本のプロ野球でも滅多にしない。そして1、2塁の選手の阿吽の呼吸を必要とする重盗をするのなら、8回の裏と言うことも考えて、井端選手に代えて内川選手とおなじソフトバンクで気心を知れ、盗塁王にもなった本多選手の代走も考えるべきでした。
結果は今朝のテレ朝で何度も再放送していましたが、足の余り早くない井端選手が5~6歩踏み出したのを見て内川選手の全力疾走、(盗塁は無理と覚った)井端選手の帰塁、2塁まで半分以上走っていた内川選手の立ち往生の末タッチアウト。そして阿部選手の凡打でチェインジと最悪の結果になりました。
解説の長嶋一茂さんは重盗の失敗の事実の解説しかしていませんでしたが、WBCの放送を見たあと寝てしまったと冗談を言っていた彼の気持ちも良く判ります。
私は前にも書きましたが、山本監督はやはり阿部選手の使い方、重盗の失敗など敗戦の全ての責任は私にあると言うべきだと思うのですが。
彼は重盗の失敗は井端選手のサインの見落としなど言っていますが、一体なにを考えているのでしょう。
私はテレビで阿部選手がバッターボックスに立つ前に、コーチがわざわざ井端選手のところまで言って耳打ちするなど見慣れない様子を見ましたが、それでも井端選手がサインを見落とすのでしょう。 (なおツイッターでは内川選手への同情のツイートが多い中で、彼への批判として内川選手が井端選手の動きを見ていなかったとの批判が続出ですが、テレ朝の何度もの放送で井端選手が動いた後の内川選手のスタートで内川選手の走塁ミスではありません。強いて言えば彼がリードを広げて井端選手の更なる動きを待つことも考えられますが、強肩のベテラン捕手が3塁を無視して1塁を刺すかも知れないので何とも言えない所です。)
浩二監督あいまい重盗サイン/WBC(日刊スポーツより)
前略。ほかの主力は不振ならば打順を変更した。山本監督がただ1人、「心中する」との覚悟を決めていた阿部が打者だった。ケースに応じた打撃ができる名手だったが、ベンチが局面を動かそうとした。さらに重盗の指示は「ダブルスチールにいってもいい」(同監督)という選手に判断を委ねるようなサイン。「スモール」ではなく大ざっぱで、曖昧で、ギャンブルだった。
しかも捕手はメジャー屈指の強肩Y・モリーナ。阿部は左打者で、送球の際にブラインドになる右打者ではなく、三塁には投げやすい。さらに重盗では二塁走者がスタートしてから一塁走者が走るため、三塁でなく二塁に投げてくるケースもあり内川にも重圧がかかる。追撃する場面とはいえリスクが大きかった。
代償は大きい。結果論だが、選手がすべてを背負い込んでしまうような采配だった。内川は「僕の1プレーで終わってしまった。やってはいけないことをしてしまいました」と涙をこらえ、自分を責めた。井端は「『いけたら、いけ』だったので…」と言葉を詰まらせた。俊足ではない井端が適時打を放って出塁した時点で、代走要員の本多を投入する選択肢も残っていた。走者同士の呼吸がマッチするかも微妙だった。山本監督は「私は、この作戦に悔いはありません」と断言した。だが、策とは言えないほど緻密さに欠けていた。
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WBCは後二戦で三連勝と言うときにプエルトルコに1-3で負けました。
日本チームはメジャーの選手抜きでここまでやって来たことは良くやったと思います。
再三の好機に凡打に終わった阿部選手など、他の選手もたまたまの不調は良くあることで、皆それなりに良く頑張ったと思います。
その阿部さんが「必死にやった結果なので仕方がない」と言った胸のうちを読売が書いて居ますが、不振に喘いだ彼の苦しい気持ちも良く判ります。
然し山本監督の「相手のが投手が良かった。重盗の失敗は前に行く姿勢で悔いはない。選手達は良くやった。」と言うのは少し引っ掛かりました。
他の発言は報道されなかったのかも知れませんが、もし上記の範囲だけの発言だとすると彼が言わねばならないことは、「敗戦の責任は全て自分にあると」言うのが日本人の監督らしい発言だと思うのですが。
プエルトルコ戦までの戦いぶりを見ていますと、得点源は打線組み替え後の1番から内川選手の3番までと、好調の中田選手を含む5~6番から7~8番まででした。
素人の私は1~3番までと5~8番までの間に何とか得点できないかとばかり思ってみていました。。
これまでのオランダ戦を除いての苦戦の原因は阿部選手の不調でした。
それでも山本監督は阿部選手と「心中する」として彼を4番に据え続けました。
私は阿部選手が不調なら5番に下げても彼が主将として頑張るのは間違いないし、他の選手達も彼の其れまでの彼の実績と人柄でついて行くと思ったのですが。
そして問題のプエルトルコ戦の重盗の失敗です。
もし不調でない4番打者とすれば、このようなかってないチャンスに危ない重盗など、4番の沽券に関わるとして臍を曲げたと思うのですが。
山本監督が阿部選手と心中するつもりなら、ここでもその積りで小細工はせずに阿部選手に好きな球を打たせると思うのですが。
たとえ単打でもなおワンアウト1、2塁。1点差に詰め寄られて浮足立っている敵陣に圧力をかけ続けることが出来たのに。
それと日本のプロ野球でも滅多にしない。そして1、2塁の選手の阿吽の呼吸を必要とする重盗をするのなら、8回の裏と言うことも考えて、井端選手に代えて内川選手とおなじソフトバンクで気心を知れ、盗塁王にもなった本多選手の代走も考えるべきでした。
結果は今朝のテレ朝で何度も再放送していましたが、足の余り早くない井端選手が5~6歩踏み出したのを見て内川選手の全力疾走、(盗塁は無理と覚った)井端選手の帰塁、2塁まで半分以上走っていた内川選手の立ち往生の末タッチアウト。そして阿部選手の凡打でチェインジと最悪の結果になりました。
解説の長嶋一茂さんは重盗の失敗の事実の解説しかしていませんでしたが、WBCの放送を見たあと寝てしまったと冗談を言っていた彼の気持ちも良く判ります。
私は前にも書きましたが、山本監督はやはり阿部選手の使い方、重盗の失敗など敗戦の全ての責任は私にあると言うべきだと思うのですが。
彼は重盗の失敗は井端選手のサインの見落としなど言っていますが、一体なにを考えているのでしょう。
私はテレビで阿部選手がバッターボックスに立つ前に、コーチがわざわざ井端選手のところまで言って耳打ちするなど見慣れない様子を見ましたが、それでも井端選手がサインを見落とすのでしょう。 (なおツイッターでは内川選手への同情のツイートが多い中で、彼への批判として内川選手が井端選手の動きを見ていなかったとの批判が続出ですが、テレ朝の何度もの放送で井端選手が動いた後の内川選手のスタートで内川選手の走塁ミスではありません。強いて言えば彼がリードを広げて井端選手の更なる動きを待つことも考えられますが、強肩のベテラン捕手が3塁を無視して1塁を刺すかも知れないので何とも言えない所です。)
浩二監督あいまい重盗サイン/WBC(日刊スポーツより)
前略。ほかの主力は不振ならば打順を変更した。山本監督がただ1人、「心中する」との覚悟を決めていた阿部が打者だった。ケースに応じた打撃ができる名手だったが、ベンチが局面を動かそうとした。さらに重盗の指示は「ダブルスチールにいってもいい」(同監督)という選手に判断を委ねるようなサイン。「スモール」ではなく大ざっぱで、曖昧で、ギャンブルだった。
しかも捕手はメジャー屈指の強肩Y・モリーナ。阿部は左打者で、送球の際にブラインドになる右打者ではなく、三塁には投げやすい。さらに重盗では二塁走者がスタートしてから一塁走者が走るため、三塁でなく二塁に投げてくるケースもあり内川にも重圧がかかる。追撃する場面とはいえリスクが大きかった。
代償は大きい。結果論だが、選手がすべてを背負い込んでしまうような采配だった。内川は「僕の1プレーで終わってしまった。やってはいけないことをしてしまいました」と涙をこらえ、自分を責めた。井端は「『いけたら、いけ』だったので…」と言葉を詰まらせた。俊足ではない井端が適時打を放って出塁した時点で、代走要員の本多を投入する選択肢も残っていた。走者同士の呼吸がマッチするかも微妙だった。山本監督は「私は、この作戦に悔いはありません」と断言した。だが、策とは言えないほど緻密さに欠けていた。
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ジャマイカに一週間ほど滞在して、チャンプすと言われるジャマイカのインターハイを見てきた。
小学生の女の子が11"75で走ったり、13歳の男の子が10"86、19歳以下の男の子が20"26で走ったりと噂に違わぬレベルだった。
何がジャマイカの強さの秘訣なのか。それをいろんなところで探ったのだけれど、細部に秘密はなさそうだった。練習もオーソドックス、グラウンドはほとんどのチームは金メダリストも含め芝生のグラウンドで練習している。強化システムも特に目立った特徴は無い。
一言で言えば、速く走る事に価値があり、実際にお金にもなると社会に広く深く認識されている事だろうか。チャンプスの最終日は3万5千人の観客が集まり、熱狂する。チャンプスの最中は何処のバーに行っても陸上の中継ばかりしている。こんな国を見た事が無い。
「野球とは何じゃ?」「タマが飛んで来たら身を躱(かわ)すか、日本刀でスパッと切れば良い」(巨人軍選手荒川博を紹介され、「野球はバットでボールを打つスポーツです」という説明を聞いて。
佐々木将人『人生山河ここにあり』168p)
それを今になって何を言っているのか?
大騒ぎするような問題ではないのでは?
それと、最近の傾向はスポーツ界のみならず、全てにわたって、悪い結果の責任を一部の人間に押し付け、徹底的に打ちのめす、民主主義の国のはずが、これでは共産主義そのものです。
山本監督は、重盗失敗のあいまいなサインで選手の自主性に判断を委ね、責任を回避した場面が多い。
伝聞情報だが、東尾修・投手総合コーチは投手がオフ返上で練習しているのに、公営ギャンブルに興じていたらしいし、国内遠征中には、毎晩のように山本監督ら首脳陣が酒盛りしていただと。どもならんね。