戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。もし宜しければ是非ご一読の上、趣旨にご賛成ならお手数ですが拡散をお願いします。
12月14日に広島高裁の珍判断、阿蘇火砕流到達の恐れで伊方原発運転差し止めの報道が出ました。
その理由は山口県にも阿蘇の火砕流の痕跡があるとしていますが、海底トンネルで歩いて行ける関門海峡よりも段違いに広くて深い豊予海峡を火砕流で埋めつくされる?もし火砕流が到着するにしても阿蘇が大噴火して大火砕流が流れても熊本、大分県を乗り越え、豊予海峡を埋めつくし伊方原発を止めるのにどれだけ時間がかかるのでしょう。仮に一時間としても運転中の原発を止めるには十分過ぎる時間があります。まして豊予海峡を埋めつくし伊方に到着するのに何時間もかかる筈です。仮に火砕流がきたとしても福島第一と同じように金属製ばかりの原発本体を破壊する力は無いでしょう。
火山灰の影響に就いては発生から必要な場合停止するまでには十分すぎるほど時間があり、規制委の方針で火山灰にたいする十分な対策はされているそうです。
読売新聞でも一面のほか4面を使って「新基準には欠陥なし」、「規制委正当な審査主張」、「司法リスク再び」、「伊方差し止め評価と困惑」とこの珍裁定について批判しています。
私は裁判員制度導入の時点から刑事裁判より国民の常識を活用できる民事裁判に裁判員制度を導入すべきと書いて来ました。
そして刑事裁判に裁判員制度を導入して死刑廃止をもくろんだ一部の弁護士と政党の意志も反映されず死刑はなくなりませんでした。
もし伊方原発訴訟に裁判員がいて、私の書いたような常識で通ればあのような、珍判決は出ず、今回のような伊方の問題を生活に直接に関係のある愛媛県でなく、無関係の広島県の人が告発しても、今までのように最高裁判所に行けばまた無駄に終わらせず済む気がするのですが。
また民事裁判に裁判員いれば諫早干拓で水門を明けても明けなくても国が罰金を払うと言う珍現象は起こらない気がするのですが。
今回の場合も菅官房長官も採決反対の意見を述べていましたが、政府として公明党と関係があれば刑事とともに民事裁判にも裁判員導入を検討すべきと思うのですが。
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