昨日の小沢さんの羽毛田信吾宮内庁長官批判の発言には驚きました。
「天皇陛下の国事行為国民の選んだ内閣の助言と承認で行われるのだんだよ。それが日本国憲法の理念であり本旨だ。何とかという宮内庁の役人が、どうだこうだといったそうだが、日本国憲法、民主主義というものを理解していない人間の発言としか思えない。どうしても反対なら、辞表を提出した後にいうべきだ。当たり前でしょ、役人なんだもん」(産経新聞より)
彼の発言には重大な歴史認識の誤り があります。
戦前の日本政府は天皇陛下を現人神(あらひとがみ)日本一家の家長として日本国民を纏めあげ戦争に突入しました。
この反省に立って戦後の日本国民は、天皇は象徴とし政治とは無縁の存在に置く米国製の憲法を受け入れました。
小沢さんの言うように、ある首相が戦争に突入しようとして「内閣の助言と承認」で、再び天皇陛下を国民統合の象徴として祭り上げたら、戦後の強い反省が活かされなくなります。
そしてその場合でも天皇陛下はそのご意志がどうであれ、小沢さんの言う憲法に従って政府の言う通りに戦争へ向けて動かれるほかないのです。
だから今までの政府も政治家達も、細心の注意を払って皇室を出来るだけ政治の外に置くようにし、多分皇室の方々もそのお考えだと思います。
だから民主党員を含む多くの政治家たちが過去の反省に立って中国だけを鳩山さんの言う政治的配慮からの特別扱いに猛烈に反対しているのです。
批判された宮内庁の羽毛田長官は「日中関係の重要性を理由に特例を設けたことは、国の大小や相手国の政治的重要性にかかわりなくお務めをしてこられた天皇陛下のありようや、政治的中立性に懸念が生じる」、「陛下の政治的中立性を守るため心を砕くことが私の役回りだ。今後にわたっても言い続けることも私の役回りで、辞めるつもりはありません」と述べた。 (読売新聞より)そうですが、過去の事実から考えても羽毛田さんの意見の方が正しいと思いますし、彼に最後まで頑張って貰いたいと思います。
小沢さんは官僚の文句を言う前に、彼自身や鳩山さんが戦前の轍を踏まないためにも、如何にその目的が平和的なものであっても、政府が皇室から政治を切り離すために、慎重にも慎重な配慮をする必要があるのです。
しかし今までの報道や社説を見ますと、この戦後の反省に就いての記述がありませんので、ここで取り上げました。
それにしても、
・日本としてのプライドもなにもないまま、中国への参勤交代紛いの600人を越す訪問団を引率とか、
・読売の外国人参政権 小沢氏の発言は看過できない、
・産経の小沢幹事長 天皇訪韓「結構」は耳疑う、
・中国副主席来日 政治利用の正当化許すな
批判など小沢さんの暴走ぶりが目立っているようです。
昨日も書きましたが、テレ朝の「サンデープロゼクト」では民主党の渡辺周さんを含む与野党の全ての政治家が皇室に対する中国だけの特別扱いに反対していました。
民主党員の中で誰も小沢さんの首に鈴を付ける人は居ないのでしょうか?
そして民主党に圧倒的多数を与えるて小沢さんの暴走を許してしまった国民は何もできないのでしょうか?
今回のことで言えば、小沢さんのすべきことは羽毛田さんを叱る前に、そして本当に対等な中国との親善関係を望むのなら、小沢訪問団と同じ性格を持った同数の中国訪問団の日本派遣を胡錦濤さんに要請することだと思うのですが、皆さんそう思いませんか?
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???
ここのブログ主は「無党派」の看板を下ろして、「普通のおっさん」に成り下がった人物だよ。
誰かさんの言うように民主支持者でも民主支持者を批判することは大いに結構だと思うが、亡国政権の誕生に加担した事実は揺るがない。批判をするなら、自己批判も含まなければ、ただの無責任。どこぞの脱税総理と次元は同じだ。
マニフェストをあっさりと覆し、一方でマニフェストにはない闇法案の成立を急ぐ亡国政権のデタラメぶりを客観的に見ることすらできない有権者は、かなり「真っ赤」な色眼鏡をかけているのだろう。
客観的・理性的な意見を拝見
して、勉強させて
頂いていますが、
民主党政権を「まだ始まった
ばかり、これからも見守る」
と仰る方・・・
マニフェストは唯の偽装看板
に過ぎません。羊頭狗肉です。
本当にやりたいことは
日本の解体です。
日本の地方都市に、
例えば、現在の
米軍基地がひとつの町に
なったような
治外法権の地域が沢山できてから
も、
今と同じく民主党政権を
支持しますか?
日本の何分の1かを
そのような治外法権の町が
占めるような社会を
民主党は創ろうと
しているのですよ。
「外国人参政権」関連法案と
地域分権、(もっと進めば
地域主権)がセットになれば
そのような社会になるのです。
これはもう、国土の分割です。
国家の自殺ですよ。
国が国民を見捨てる
ようなものです。
民主党という政党は、
日本を解体しようとする
組織です。
・・・・コメント荒らしと
思われるかも知れませんが、
知って戴きたいです。
民主党政権が今回演じた、一部国民から非難される失態を、民主党に投票したブログ主さんが客観的に批判することは、何も問題ないです。
まだ民主党政権そのものの結論など出ていないし、何が何でも一つの政党に同調したりしないことが「無党派」のスタンスなのですから。
とにかく夏の総選挙では腐敗し数々の失態を演じた自民党に降りてもらうことが多くの国民の総意だった。
まだ政権交代は始まったばかりです。
「民主党に投票した結果がこれ」と言っていた人もいたけど、多面的に考えればまだまだ結論を出すには早すぎます。
私はもう少し政権交代の行く末を「客観的に」見守ることにしています。
コメント欄が荒れたら申し訳ありません。
とにかく、ご高齢でありながら(大変失礼!)いつも幅広いリサーチで客観的・理性的な意見を書き続けていらっしゃるブログ主さんを応援したいという気持ちから思わず書いてしまいました。
これからも頑張って下さい。
しかしながら、8/28の「外国人参政権と民主党」のコメント欄などを見ますと、私と同様に政権交代を志向するブログ主様への批判・疑問がかなりの数あります。つまり、「何だかんだと民主を批判はするけど、結局民主支持なんでしょ?」という批判ですが、今現在でも当然の批判だったと思っています。
要は、政権交代をブログ主は主張してきた。ブログ主の望みどおり政権交代が実現した。しかし、ブログ主はその結果できた政府をあたかもひとごとのように批判する。やはり自分は違和感を感じますね。ブログ主様には大変申し訳ないですが。
全部の記事を読んでいるわけではないですけど、かなり中立的な書き方をしていたと思います。
そこらで人気の過激なブログより、かなり安心して読めます。
民主は日米同盟を壊してる。
これも含めて
要するに
民主党の目指しているのは
日本という国の主権を
国民から奪うことなのです。
これが
自民党との大きな違いです。
(しかし自民にもそういう
議員がいましたね)
自民党にも問題はあります。
特に公明党と連立していることは
大変問題でした。
また長期政権の弊害で、
利権体質、天下り、
独立行政法人、
官僚主導、等々・・・
そういった問題は
確かにありますが、
ここまで経済に無策では
なかったでしょう。
また今現在、国民が直面している
民主党による
「外国人参政権」
「外国人住民基本法」
「人権擁護法案」
などなどの法案は
民主党だからこそ
小沢主導だからこそ
こうして、
信じられないスピードで
成立しようとしているんです。
一度成立してしまったら
もう、取り返しがつかない!
少なくとも
自民党政権ならば、
(中川昭一さんが存命ならば)
これらの法案が与党案提出
されることはなかったはずです。
これら法案の恐ろしさを
民主に投票した方は
ご存知なのか・・・?
本当に時間ないですよ!
今年中に成立するかも知れない!
そこで、どうするかですが、私は私のやり方で闘います。
これをきっかけによろしくお願いします。
つまり
お互い「独立した国」である
という意識が大切なのでは
ないでしょうか?
600人も引き連れて
「朝貢」のような真似は
愚の骨頂です。
売国的行為です。
では、日米関係は
どうなのか?
という問題ですが、
戦後日本の経済的繁栄
は米国の核の傘に守られてきた
ためですし、
戦争放棄して
こられたからでしょう。
平和憲法が守ってくれた
訳ではないでしょう。
することでは無いと思います。
ブログ主様の仰るように
皇室外交は”相手国に優劣を
つけない、政治的に中立”
をモットーにしてきた
歴史があると思います。
羽毛田長官は伝統を守った
のだと思います。
小沢氏の言動は
これまでの皇室外交
の歴史を著しく傷つけたと
思われます。
戦前戦中戦後を通じて
ここまで
皇室に対して
無礼で傲慢、傍若無人な
政治家がいたでしょうか?
ところで、中国との
対等な関係とは何かという
問題ですが、
おそらく
我が日本の 国のあり方
そのものを問われることだろうと
思います。
卑弥呼の時代からの
日本の成り立ちから
始まり
文化 技術芸術 宗教
政治 思想などなど
あらゆるものが
シナから来たわけですから
聖徳太子(遣隋使派遣)
菅原道真(遣唐使廃止)
日明貿易・・・~~
歴史的に「対等」ではないと
あちらは考えているわけです。
中国なくして、日本なし
と思っていることでしょう。
しかしシナの王朝は
連続しているものではない
ですから
現代の中共政権はまだ60年
しか歴史がないです。
日本が対等でいるためには
この「歴史の断続性」
を常に意識して
中国に対すること。
「中国という国は中華人民
共和国60年、
日本は天皇が万世一系で
2600年」
という
意識をもって接する必要が
あります。
このような考えが
聖徳太子にはあったから
「日出づる処の天子、書を
日没する処の天子にいたす・・」
という
手紙を送ったのでしょう。
外交とは、ある意味で
武器を持たない戦争
ですから、
下手に出ては負けます。
権謀術数もありです。
インテリジェンスです。
明石元二郎のような
人物が必要なのです。
小沢ではダメです。
このブログのコメントでも、皆さん、再三警告していましたよね。民主党の危険性や実力のなさについて。
それでも「何が何でも政権交代」という論調で今まで通されて来たのですから(少なくとも自分はそう感じる)、今さら政権交代によってできた現民主党政府をひとごとのように批判するのは、おかしいと思いますよ。じゃあ、あれだけ政権交代論を唱えていたのはなんだったの?という感じです。
失礼の段はお許しください。前回の衆院戦で自民に投票した者の愚痴でございます。
正直、この件に関してブログ主が人事のように
エントリーを記すのは違和感を感じてなりません。
他の点に関しては、ブログ主の考えに
頷けるものも多くありはしますが
この点に関してだけは、ブログ主は人事のように書くべきではありません。
それは今の、鳩山総理と合い通じるものが
あるように感じますので・・・
まるでひとごとのようにコメントしているが、民主党に「お試し投票した」その国民の一人はブログ主自身だろう。
>本当に対等な中国との親善関係を望むのなら、小沢訪問団と同じ性格を持った同数の中国訪問団の日本派遣を胡錦濤さんに要請することだと思うのですが、皆さんそう思いませんか?
あなた正気ですか?
記念撮影はコキントー皇帝が「上さま」で日本の議員が下僕であることの証明写真みたいなものだ。中共幹部がゾロゾロと来日したら、コキントー皇帝と習近平の子分たちが大挙して「天皇に会わせろ」と要求してくるだろう。奴らは民主党のアホ連中とは違い嬉々として記念撮影などしない。オバマのように頭を下げることもなく、見下すように笑みも浮かべず陛下をにらみつける。そんな光景をあなたは本当に見たいのか?
検索してください。
http://abirur.iza.ne.jp/blog/
本日の皇居前での抗議(マスコミは無視でしたね)行動の様子です。
「西村慎吾の時事通信」の引用文は素晴らしいですね。
http://hanausagi.iza.ne.jp/blog/
入れ替わり立ち代り、数秒ごとに胡錦濤主席と握手して、記念写真に納まる民主党議員の映像を見て、異様と思わない人は普通の感覚ではないでしょう。
また万里の長城などの観光地での若手議員たちのはしゃぎっぷりに、これがこの国を背負っている政治家かと、落胆しました。
こういう議員を選んだ国民のレベルが推し量れます。
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