戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずにお互いに自分の頭で考えましょう。
今日独り好調のトヨタに就いてネットで調べて見ると下記のようなトヨタ九州 非正規を社員登用 熟練工育成 全部署で8割にという2010-01-07 の記事を見つけました、
トヨタ自動車九州(福岡県宮若市)は2010年から、非正規雇用者約900人を段階的に社員へ登用する。08年の景気の後退時に非正規雇用者の契約を更新しなかったことが「派遣切り」として厳しい批判を浴びたが、各部署の正社員の比率を最低でも8割程度に高め、長期的視野に立って熟練工として養成していく。インドや中国など新興国のメーカーの台頭で価格競争が激化する中、あえて技術力に裏打ちされた高付加価値車づくりへかじを切ることで国内生産拠点としての存在意義を高める。
同社幹部によると、社員登用の対象は全従業員約7600人(09年12月末)のうち、契約に期限のある期間従業員約900人。09年末に数十人を対象に選考試験を実施し、今後も数カ月おきに登用していくという。
同社は08年、世界的不況のあおりで大幅に減産。約800人の派遣社員の契約更新を見送った。批判を浴びたこともあり、在庫調整が一段落した09年には、直接雇用の期間従業員として約900人を採用した。
今回、正社員化を進めることで、再び減産を強いられたときに柔軟な対応が取りづらくなるが、待遇の改善が労働意欲や帰属意識を高め、熟練が必要な新型車の生産立ち上げがスムーズになるといった利点が見込まれる。さらに、自動車生産では、キズの有無を手で確かめたり、ドアの締まり具合を聞き分けるなど、人の五感に頼らざるを得ない工程も多く、こうした技術の伝承がしやすくなるとしている。高級ブランド「レクサス」を生産するトヨタ九州は09年、最新型ハイブリッド車(HV)の「レクサスHS」と「SAI(サイ)」を投入。ともに発売から1カ月で目標を上回る1万台超を受注し、10年後半にはHVの比率が50%を超える見通し。同年には車両開発拠点を開設し、開発から製造まで一貫して担う体制づくりも目指すことから、トヨタ自動車幹部は、国際競争力の強化に向け「高性能車で需要を掘り起こす体制を整えたい」としている。
上記の事実との関係あるか否かは解りませんが今のトヨタの政策です。トヨタ自動車には期間工から正社員になれる社員登用制度がある。実績としては過去五年間で1,620人。正社員登用は積極的に行われているため、採用緒人数は年々増加傾向にあり、昨今では年300~400人程が期間工から正社員になっている。これらのことからトヨタ自動車は期間工から正社員になりやすいメーカーだ。期間工から正社員になれる条件は今までの勤務成績が良いことなどなど。
「私の意見」
もう一つのトヨタの強みは正社員の提案制度とその議論をする為の集会の開催。集会で気づいた新た発想も。上司の気付かなかった思わぬ意見などが採用されれば社員の意識の向上。その流れは全国的に広まりました。
それを全国的に広めたのが能率協会の言うTPM(Total productive maintenance):全員参加の生産保全・全員参加の生産経営は 、製造業企業の生産性向上のためのマネジメント手法。日本国内においては、人材育成やトヨタ生産方式の前提としての役割が期待されているとの説明。つまりTPMはトヨタの発想から思いついたと言っているのです。
ついでに豊田社長の収入を調べて見ましたか貧乏人の私には桁が違い過ぎて止めました。当然に一般社員も他社に劣らぬのでしょう。
私は前にも(言うだけで何もしないと言われている)岸田首相は事業の成功者のトヨタ社長と経営者の精神的支柱の稲盛和夫さんに会っては書いたのですが。
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