普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

岸田首相への提案

2022-05-16 13:29:07 | 政治

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずにお互いに自分の頭で考えましょう。

   今日Twitterを見ていたら名目賃金は他国は皆プラスで上昇しているのに日本だけマイナスで8,2%。著者はその理由は派遣労働者をつかい出したのは原因だと言っていました。

 それでネットで見つけた人の意見です。

 近年、「日本の労働者の低賃金」が問題になっています。1990年代半ばまで、日本の賃金は世界トップクラスでした。ところが、その後今日に至るまで名目賃金はほとんど上昇せず、実質賃金は1997年を100として2016年には89.7に低下しています。また退職金も1997年の2871万円をピークに減少し続け、2018年は1788万円と、21年間で1000万円以上もダウン。日本がどんどん貧しくなるのとは対照的に、世界各国で着実に賃金が上昇しています。いまや日本の賃金水準は、欧米先進国に遠く及ばず、アジアでもシンガポールや韓国の後塵を拝するようになっています。日本が低賃金から脱却することは可能でしょうか。新たに発足した岸田首相が掲げる「新しい資本主義」で賃金はどうなるのでしょうか。

 たまたま今日の読売の世論調査の結果が出ていました。

 岸田内閣を支持63(59)、支持する理由、政策に期待できる12、できない32。他に良い人がいない42、いる7。

 全般的にいえば、国民は岸田さんには余り期待できないが仕方がないかと思っているようです。

それでネットで見つけた人の意見です。

 近年、「日本の労働者の低賃金」が問題になっています。1990年代半ばまで、日本の賃金は世界トップクラスでした。ところが、その後今日に至るまで名目賃金はほとんど上昇せず、実質賃金は1997年を100として2016年には89.7に低下しています。また退職金も1997年の2871万円をピークに減少し続け、2018年は1788万円と、21年間で1000万円以上もダウン。日本がどんどん貧しくなるのとは対照的に、世界各国で着実に賃金が上昇しています。いまや日本の賃金水準は、欧米先進国に遠く及ばず、アジアでもシンガポールや韓国の後塵を拝するようになっています。日本が低賃金から脱却することは可能でしょうか。新たに発足した岸田首相が掲げる「新しい資本主義」で賃金はどうなるのでしょうか。

「私の意見」

 日本にも「ジャパン・アズ・ナンバー・ワン」と言われた良い時代がありました。

 それを支えたのは「従来の企業活動による社会貢献、技術や従業員や大切にする、そのチームワークと企業への忠誠心による自主管理活動」でした。

 それを恐れた米国は日本と年次改革要望書を相互に取り交わすことで日本の企業の力を弱めることを計画しました。だから現実は要望書は日本へだけの一方通行。
 小泉さんは米国の意向を忖度して今まで日本を支えてきたから「企業や従業員は株主のもの、チームワークより成果主義」の考えを持ち込みました。そして現状を見るように米国の政策は大成功。企業倫理を忘れた数々の不祥事件の続発、虎の子の技術の流出。

 つぎにもちこんだのは、コストとしか見られない非正規社員の導入。これは日本企業に大きく効きました、数々の不正事故の続発と会社責任者の謝罪の続発。万事反応が遅かった三菱系も謝罪の列に入りました。そして今でも三菱電機は今でも立ち遅れているようです。

 社会でも貧富の格差増大、貧困者対策のための費用増大など日本の経済力も大きく落ちました。日本にとって拙いことに中国が世界第二位の経済力を持つまでに台頭と日本との格差の増大です。

 岸田さんの言う「新しい資本主義」は上記のような歴史の反省が無ければ空論に終わります。まずやることは企業、特に中小企業の非正規社員の導入を抑えること。そして彼らの意見が良ければ積極的にとりいれること。それが彼らのやる気をたかめ,愛社意識を持つことになります。

 その為にも前にも書きましたが、岸田さんは成功例の見本のトヨタ自動車の社長と、企業経営者の精神的支柱の稲盛和夫さんの意見を訊くこと。

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