普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

政府の「新型コロナウイルス対策」の問題点

2021-01-25 11:36:40 | 政策

戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
 新型コロナウイルス対策で、政府は、感染症法を改正し、入院勧告を拒否した感染者に対し懲役や罰金といった刑事罰を科す案を検討していて、与野党の意見も踏まえ、罰則の具体的な内容について詰めの調整を進めることにしています。
 新型コロナウイルスの感染者が、宿泊療養を求める自治体の要請に応じなかったり、保健所の調査を拒否したりするケースが相次いでいることから、政府は、実効性を高めるため、来週召集される通常国会で、感染症法の改正を目指しています。この中では、感染者が、宿泊療養などの要請に応じない場合は、入院勧告できるようにする方向で調整していて、入院勧告に反した場合には「1 年以下の懲役または100 万円以下の罰金」を、保健所の調査を拒否したり虚偽の申告を行ったりした場合には「50万円以下の罰金」を科す案を検討しています。
「私の率直な感想」
・全般的にこの問題で一番弱い立場にある一部の感染者に全ての責任があるような書き方・一方コロナ・ウイルス対策当事者である医者や保健所の係員、役員に問題があった時の責任に就いて全く問われていない。
・感染者が問題を起こしたときの罰金は判るとしても懲役!?彼らを受け入れる刑務所の役員はコロナ感染防止で大騒ぎ!
「現実の動き」
 最新の週刊朝日の「コロナで保健所崩壊自宅死防ぐ方法 「呼吸困難」訴えても聞いてもらえず「死にかけた」“放置”されずに助かる方法とは?」の報道です。
 コロナの疑いの女性と保健所の役員のやりとり女性が病状の進行を何度訴えても大丈夫の一本槍。貰った機械のメーターの指示が下がり出したと行ってもまだこんなに喋れるから大丈夫と言う。遂に同居人が喧嘩腰で怒鳴り込んでやって入所にこぎ着けたことで記事は終り。
 もう一つネットで見つけた記事です。 
 センターとのやりとりで「あきらめず粘り強く交渉する」ことで結果が変わった事例もある。微熱がありセンターに電話したところ、「『かかりつけ医に診てもらい様子を見てください』と繰り返すのみ。『かかりつけ医がいない』と言っても、『こちらでは紹介できない』と、冷たくあしらわれました」と訴えるのは、中国地方在住の50代女性。彼女は翌日に熱が上がって命の危険を感じ再び電話。応対した別の男性に、「どうして病院を紹介してくれないんですか」と訴えると、男性はこう言った。「わかりました。PCR 検査を受けたいんですね。(市内最大の)A 総合病院の代表に電話して、予約してください。自費の4 万円で受けられます」女性はさらに、こう食い下がった。「そんなに高いんですか。私は熱があるんですよ」すると、男性の対応はこう変わった。「もう、わかりました。今から言うA 総合病院の番号に電話してください。『センターに言われた』と言ってください。公費で健康保険で検査を受けられます」結局、無料でPCR 検査を受けることができたという。
「このように職員によって対応が違うこともあるようだ。ただし、保険適用扱いにする基準などは地域によって異なる。また、過度な「交渉」はセンターの業務に負荷をかけるため注意が必要だ。誰もが「自宅死」の不安におびえる必要がなくなるよう、一刻も早く仕組みを整える必要がある。」と言う紹介者の意見。
「私の意見」
 この二つの記事を比べて見ても明らかに前記の感染者がもし亡くなっていたら前記の保健所の係員は「入院勧告に反した」言動をしたので「1 年以下の懲役または100 万円以下の罰金」に値するするものだと思います。
 またネット上ではテレビに良くでるリーダー的な医師にたいする批判も多く有るようですが、何もかも彼らにぶら下がりの政府!恐らくこのままに終わる様な気がします。嗚呼!
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