goo blog サービス終了のお知らせ 

普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

みんなの党のこれから

2013-01-29 10:33:57 | 政策、社会情勢
・維新、みんなの躍進の北九州市市議選・今後の第3極の中心はみんなの党かも?・みんなにの党の公約、特に公務員制度改革について
人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題
・維新、みんなの躍進の北九州市市議選
 一昨日私の出身地の北九州市の市議戦がありました。
 自民党は19人全員当選、民主党7人(前回10人)、公明11人全員当選、共産9人(10人)社民2人(3人)はほぼ予想どうり。全般的に言えば民主党の独り負けですが、これも民主党政権と民主党の惨状をみればこれも仕方ないように見えます。
 ただ一つ目立ったのは初めて候補を擁立した日本維新の会とみんなの党は、いずれも候補3人が全員当選を果たしたことです。
 この数字はマスコミも言うように次の参議院選で維新、みんなの両党の勢力拡大を予感させます。
(なお話は逸れますが、私が今回の選挙で一番関心があったのは、北九州市ガレキ処理反対で最後まで執拗に活躍?し今回立候補していた村上聡子さんの結果でしたが、見事に最下位落選で私の出身の北九州市民の良識が示されたことで安心しました。)
・もたつくか維新の会・今後の第3極の中心はみんなの党かも?
 然し維新の会の今後は次の理由で今後は今までのように急展開にならないような気がします。
・維新の会の国会議員は余りにも新人が多すぎるため小沢グループの新人のように、それなりの批判が出てくるかもしれない。
・元大阪維新の会と維新の会のプロパーと元太陽の党の政策と基本的な考え方の違いの表面化
・上記の二つの理由で国会運営で少数の元太陽の党の石原、平沼、片山、中山、園田、藤井のベテランに維新の会の新人が引きずり廻される可能性が高い。それに伴う外部からの批判と内部の不満、ゴタゴタが起こりそうな気配。
・橋下共同代表の過激な発言とその変化
 私は橋下さんの慎重な党の運営と発言を望みたいのですが、そうでないのが彼の持ち味ですからこれからどうなるのでしょう。
・みんなにの党の公約、特に公務員制度改革について
 それに反して渡辺喜美さんの言う第三極の先輩であるみんなの党は民主党と似た主張の埋蔵金の発掘以外は割と地道な政策を続けているようです。
 みんなの党の政策・考え方に就いて産経の院選は天王山 みんなの党が党大会 の報道から拾って考えて見ました。 (括弧内は私の意見です。
・夏の参院選を「天王山の戦い」と位置付け、自民、公明両党による非改選を含めた過半数議席の確保阻止を目指す今年の運動方針を了承。(作戦としては分かりますが、この記事やテレビなどの江田さんの発言で自民党政権とは是々非々のどちらかと言えば前向きの協力をする方針のようですし私も賛成です。然し一般の人達を納得させるような具体的な政策を取り上げて自民党を攻撃出来るのでしょうか。)
・政策の一致を前提に日本維新の会などとの選挙協力の促進決定。 
・渡辺喜美代表のあいさつ:「維新との合流は「あり得ない」と否定。参院選に向け独自性を発揮しつづけることができるかが課題。」
 (最近の報道を見ていますとまるで橋下、渡辺両氏の兄弟喧嘩みたいですがどうなるのでしょうね。)
・「ぶれない、曲げない、崩れない。この精神を徹底して進めていく。」 (前記のように維新の会との違いはここにあると思うので是非護って欲しいと思います。正し埋蔵金発掘、アベノミクス賛成など、政策の前提条件が変わり始めたときの党の柔軟性も必要のようにな気がします。)
・大会宣言:・「みんなの党のレバレッジ(てこの原理)を利かせる態勢作り
アジェンダ(政策課題)の実現に邁進する」と表明
・通常国会では、政策ごとに連携する相手を選ぶ「クロス連合戦略」を進める
(英語を使って新味を出そうとしているのでしょうが、判りやすい日本語に直すほうが一般市民により訴える効果があると思います。党が英語など判らない国民を対象にしているのなら判りますが。更に大きな国民政党にしたいのなら、もっと地に足が着いた注記の要らない公約で大衆に訴えるよう考えるべきです。)
・特に日本維新の会と参院選に向けて候補者調整を急ぐ
・通常国会では、国家公務員制度改革法案や歳入庁設置法案、日銀法改正法案などの早期成立に向け、自民党や民主党に協力を求める 
(後記)
・先の衆院選で18議席を獲得し勢力を倍増させているだけに、通常国会で政策実現によって存在感を示せるかが参院選でのさらなる党勢拡大のカギとなる。 (産経の意見に賛成)
・国家公務員制度改革法案に就いて 
 この問題は渡辺さんの自民党離党、みんなの党の結成の直接理由なので、是非宿願を達成して下さい。
 党の方針では自民党や民主党に協力を求めるとして居ます。
 自民党に就いては安倍さん自身がこの制度改革を始めた一人ですし、首相ですから協力を求めるのは当然です。
 然し民主党は労働組合を主な支持基盤にしているのは良いのですが日教組・自治労など左翼系労組、然も公務員制度改革の対象の人達ですので、みんなの党の足を引っ張る可能性も多いと思いますので、実際に当たっては良く考えるべきです。
 それよりも官僚政治打破を謳った石原さん、大阪府・市の改革で名を挙げた橋下さん率いる維新の会と協力すべきです。
 そして其れが上手く行けば両党の合同・連携は別として、その勢いが増すのは間違いないと思います。 (国民は公務員制度改革の麻生さんの弱腰に失望し、民主党に賭けたのにまた大失敗で欲求不満が溜まっている時に、大阪府の改革に成功し人気急上昇の橋下さんを見て下さい。)
 それと一つ注文したいのは、その公約にあるように、「縦割り行政の打破、スリムで効率的な行政組織」は良いのですが、「制度を憎んで人を憎まず」の前文のように、画一的な天下り禁止など官僚のモラル低下の方向でなく、彼らの改善意見も積極的に取り上げその意欲を高める方向での合理化を願いたいものです。

このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。

政治・人気ブログランキングへ