mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

ワールド航空サービス社のツアー:続ルーマニア・ブルガリア大周遊の旅

2012年09月07日 | 旅行記

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 ルーマニア・ブルガリア大周遊の旅でどんなところを観光するのか8月29日に「ちょっとだけ」レポートしましたので、今日はその続きを記事にしてみたいと思います。

 前回は旅行2日目の「最後の晩餐」フレスコ画があるボヤナ教会とブルガリアの歴史を展示する国立歴史博物館についてレポートしましたので、次に2日目の午後から見学するソフィアの「アレクサンドル・ネフスキー教会」と7世紀からの歴史を持つ「聖ソフィア教会」についてレポートします。

 まず、「アレクサンドル・ネフスキー教会」ですが、「5000人を収容するブルガリア最大で最も美しいといわれる寺院」で「高さ60メートルの黄金のドームをはじめ12のドームからなるネオビザンチン様式の豪華な建物」という説明があります。

 1882年の着工から40年の歳月を経て完成したのですから、1900年代、つまり、20世紀の建物ということになります。何のために建てたのかといえば、ブルガリア独立のきっかけとなった露土戦争で戦死した約20万人のロシア兵を慰霊するため、というのですから近代のブルガリアの歴史を物語る重要な建物なのかもしれませんね。

 その意味では、ヨーロッパに行くと案内される中世の歴史的な教会ではないのですが、外観ばかりではなく、内装も目を見張る華麗な建物で、建物自体を見ることに「一見の価値」があるといいいます。

 内部のどこが華麗なのかといえば、第1にメノウ、大理石をふんだんに使った精巧なモザイク画が覆う壁画(大理石はブラジル、ギリシャ、エジプト、イタリア産とか!、中国雲南省大理の大理石ではないのか?)

 見所の第2は、ドームの頂上からつり下げられた巨大なシャンデリア。第3は、3つある祭壇で、中央がロシア、右側がブルガリア、肥大川がスラブ諸国に捧げられたものだそうです。

 次に、聖ソフィア教会ですが、ここは「6世紀にユスティニアヌス帝が建てた教会」で「ビザンツ様式とロマネスク様式の初期キリスト教会堂」で首都ソフィアの名はここに由来するといいます。

 とはいっても、小生などには「ユスティニアヌス帝」がどういう方なのか?また、ヨーロッパ旅行で良く耳にする「なんとか様式」の内容も良くわからない!というのが正直な感想です。

 最後に、話は変わりますが、アレクサンドル・ネフスキー教会では、「さまざまな民芸品が売られている。」といいますから、民芸品好きのかみさんが、これを見てどうするのか、いささか心配になってきました。

 写真?本日はスロバキアのプリトビッツ国立公園の美をお届けします。